それぞれのがんの症状を教えて!
がんの症状ってどんなもの? |
ただし、初期は症状がないことが多いので、ある程度がんが進行してからの話になります。また、体重が減る、疲れやすい、微熱などの症状はある程度進行してくると全てのがんに共通です。
・胃がん:胸焼け、胃のあたりの不快感、胃痛
・大腸がん:便に血が混じる、タール様の便、便秘、便が細くなる、腹痛、ガスがたまる
・乳がん:乳房にしこりがある、乳房に引きつれがある、乳汁に血が混じる
・肺がん:息苦しい・息切れ、咳・痰が多い、血痰、発熱、胸痛、声がかすれる
・前立腺がん:尿が出しずらい、尿が残る感じ、トイレが近い
・肝臓がん:目や皮膚が黄色くなる(黄疸)、だるい、お腹が張る、腹痛、むくみ
・子宮がん:不正出血、性交時痛・出血、おりものに血が混じる、下腹部痛・腰痛
悪液質(カへキシー)という言葉を知っていますか?
「悪液質」という言葉があります。これは、「悪い液が体を回っているように見えること」というそのままの意味の、れっきとした医学用語なのです。がん細胞が増殖していくためにそこにエネルギーが費やされて、例えば一ヶ月に5kgといったペースで急激に体重が減ってゆき、周りの目から見ても体力を使い果たして憔悴しているように見えることがあり、これを「悪液質(カヘキシー)」と呼ぶのですね。
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がんは怖い病気ではありますが、やはり基本的な病気として、簡単な症状を知っておきたいものですね。
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