アトピー性皮膚炎/アトピー性皮膚炎の症状・原因・検査法

【結果発表】 アトピーで気をつけている事(2ページ目)

「アトピーで生活で一番気をつけていること」についてのアンケートにご回答いただき、ありがとうございました! 今回は皆さんが気をつけていることへの対策法をご紹介します。

清益 功浩

清益 功浩

家庭の医学 ガイド

医師

小児科医・アレルギー専門医。京都大学医学部卒業後、日本赤十字社和歌山医療センター、京都医療センターなどを経て、大阪府済生会中津病院小児科・アレルギー科で診療に従事。論文・学会報告多数。診察室外で多くの方に正確な医療情報を届けたいと、インターネットやテレビ、書籍などでも数多くの情報発信を行っている。

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【保湿などのスキンケア】うるおいのあるお肌作り

乾燥した空気が皮膚を乾燥させる
皮膚がカサカサすると、かゆくなります。また、掻いていると皮膚を傷つけて、カサカサしてしまいます。このように乾燥肌や皮膚を掻くことで、皮膚が傷つき、かゆみを刺激してまた掻く。この悪循環を断ち切り、カサカサした皮膚に、有効なのが、保湿剤です。そして、皮膚を清潔にするためにも、スキンケアが重要です。

■乾燥した肌に対する3原則
  • 乾燥した環境を変える→エアコン時には加湿したり、乾燥しない暖房機を使う
  • 皮膚の皮脂(あぶら)を落とさないように→高温のお風呂に長く入らない・石鹸を使いすぎない
  • 保湿剤を使う→入浴後に使うのが効果的

自分に合った保湿剤や石鹸を使いましょう。

肌に接する衣類についても、乾燥肌や敏感肌にやさしい洗剤・柔軟剤を使ってみるのもいいかもしれません。(All About チビタス ケアベール

【参考記事】
スキンケア
アトピーでもスキーは大丈夫?
保湿剤

【対策なし】これも有効? 気にしすぎはストレス悪化

何も気にしていないという回答も、アトピーの治療ではある意味有効です。気にしすぎることでストレスがかかってしまい、アトピーが悪化してしまうケースもあるからです。仕事が忙しくて、食事や睡眠不足になると、肌荒れ、アトピーが悪化します。

ストレスをいかに上手に発散していくか、ストレス・コントロールも大切です。

【参考記事】
子供のストレス解消!

これからもみなさんの意見を元に、よりよい情報提供をしていきたいと思っています。みなさんの声を聞かせてくださいね。
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