円形脱毛症の治療方法
アトピーなどを合併している場合は、アトピーの治療をします。が中心になります。
髪の毛が生えてくるように治療を継続的にしましょう |
ストレス解消のためには、
を参考にしてください。
大人の場合、単発型では、内服と外用が中心です。
- 塩化カルプロニウム(フロジン液)を塗ります。
- グリチルリチンやセファランチン、精神安定剤の内服
- ステロイドの外用
多発型や汎発型では、なかなか治りにくいので、様々な治療を組み合わせて行います。サイクロスポリンなどの免疫抑制剤や漢方薬なども使用します。
SADBE(squaric acid dibutyleater)による局所免疫療法もあります。SADBE(squaric acid dibutyleater)によって、皮膚に炎症を起こして、発毛を促進する治療です。治療中は、皮膚炎のため、痒みがあり、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬の内服薬やステロイドの外用・内服を併用します。
効果がある例は、1から3ヶ月で発毛が見られ、6から12ヶ月で、全体に硬毛が見られます。ただし、中止すると再発することが多いので、継続した治療が必要になります。
このようにアトピーと円形脱毛症は関係が深いので、アトピーをコントロールしていくことも円形脱毛症の治療になりますし、アトピーに円形脱毛症が合併しますので、医療機関で、診断・治療をオススメします。
★豆知識 SADBE(squaric acid dibutyleater):強力な感作物質で、自然界に存在しない。Tリンパ球の免疫機能を抑制し、脱毛を抑えると言われている。皮膚炎を起こす物質で、濃度の設定が難しい。つまり、濃度が高すぎると、炎症がひどくなるので、十分注意が必要な治療である。 |
<参考リンク先>
円形脱毛症
円形脱毛症百科
男のヘアケア(All About)