アレルギーが悪化する黄砂とは?
砂漠の砂が日本に飛んでくる黄砂現象。そろそろ「黄砂シーズン」です |
黄砂は1年中日本に到達していますが、特に偏西風の強い3月から5月にかけては、日本各地で観察されます。黄砂の量は、中国の天候、砂漠の範囲、偏西風の強さなどに左右されます。
対策ポイント1.黄砂の飛散情報をチェックしましょう。
環境省黄砂飛来情報
黄砂と花粉はどちらが小さい?
飛んでくる砂には様々な物質が含まれています。中には有害物質も! |
長い距離を移動してくるので、日本に多くやってくる黄砂の大きさは、直径4μmです。スギ花粉が、20μmですから、花粉より小さい粒子です。
対策ポイント2.花粉より小さいので、花粉症のマスクではなく風邪のウイルスを通さないマスクを使う。
ツライ花粉症に……お助けグッズ BEST5!でのマスクは、0.1μmの粒子を98%以上除去して通しません。
黄砂は有害物質を運ぶ砂?
有害物質を運ぶ砂……黄砂の成分に注意!でも説明しましたが、黄砂粒子を分析したデータによると、アンモニウムイオン、硫酸イオン、硝酸イオンなどが含まれています。これらの物質は、大気汚染の原因になっていると言われています。対策ポイント3.大気汚染物質を避けるには外出を控える。
光化学スモックの発生の時に、休校になり、帰宅したのと同じです。
そらまめ君(環境省大気汚染物質広域監視システム)で大気の状態をチェックしましょう。
次のページでも、続いて対策法をご紹介しましょう。黄砂が飛んでいる日の注意点を詳しく見てみましょう。