新浦安のマンションが注目される理由は、要求される水準の高さ

新浦安の駅前
街の完成度が高まった新浦安。都心近接のブランド住宅地として人気の街。中古マンション価格もここ数年、上昇している。
用地価格の上昇とともに販売価格を抑えるために、マンションの専有面積が徐々に縮小傾向に向かっています。そんな中、100m2を超える専有面積が新築マンションの分譲住戸の中心になっているエリアが新浦安。

京葉線利用で、東京駅までわずか16分のロケーションにありながら、東京ディズニーランド、ディズニーシーのある舞浜エリアに近接し、アーバンリゾートエリアとして発展してきた街でもあります。

千葉県企業庁と住宅都市整備公団(現都市再生機構)による都市計画は、景観ガイドラインの策定により、アーバンリゾートにふさわしい整備された美しい街づくりとして進行してきました。

開発にあたって、あらかじめ計画人口が定められており、開発面積あたりの世帯数が限られるため、平均専有面積が100m2を超えるマンションが多い同エリア。必然的に供給価格が高くなるため、外観や共用施設だけでなく、住戸プランや建具などのしつらいも高い水準が要求されます。昨年分譲されたパークシティ新浦安グランデ(三井不動産)は、3mの奥行のバルコニーや、「ISLE(アイル)」と呼ばれる、離れの空間の提案などもあり、約6000組の来場で約3倍の倍率で完売しました。ある意味、マンションの進化形が見られるのが、新浦安というエリアかもしれません。

そこで、この春発売開始予定のプラウド新浦安(浦安市 野村不動産)を例に、ゆとりを実感できるマンションの条件を考えてみましょう
 

ゆとりのポイント1
広い廊下と収納箇所の多さ

間取り123A'
プラウド新浦安のモデルルームタイプ123A'。パブリックとプライベートスペースが分離されている。
プラウド新浦安は、高洲中央公園に隣接した、総戸数733戸の大規模マンション。分譲住戸の平均専有面積は約114m2です。新春からオープンしたモデルルームでは、マンションのゆとりを実感できる要素が盛り込まれています。

モデルルームに入ると、かなりのゆとりを感じます。ポイントは、玄関周りから続く約1.1m(芯々)の廊下幅。通常のマンションだと約90cm~1mが主流。中には居室部分の面積を広く取るために約85cmぐらいのマンションもあります。見た目だけでなく、車椅子も充分通れる幅は老後のことを考えても安心感があります。

リビングに連なる廊下には、収納クロゼットが配されており、収納スペースの量だけでなく数も確保されているのは使い勝手の面でも便利です。

廊下は、途中でリビング側と主寝室などの居室部分とがクランクすることで分かれており、プライベートスペースとパブリックスペースが分離されています。

ゆとりのポイント2
天井高と開放感あるリビングサッシ

パブリックスペースの中心となるリビングダイニングには開放感を感じました。理由は約2.55mの天井高と採光面のサッシ高が2.1mあること。天井の高さを充分確保し、サッシからの景色がワイドになることで、より開放感が感じられます。
 
廊下(モデルルーム)
123A'タイプの廊下部分。広さと豊富な収納を備えている。
特にサッシ高は、リビングの開放感に影響するので押さえておきたい部分だと思います。タワーマンションで開放感を感じる理由のひとつに、アウトフレームでサッシの高さが十分とれているマンションが多いことが挙げられますが、使用時間の長いリビングの窓の高さは、マンションを検討する上でも大事なポイントだと思います。

こうしたプランを実現できるのも、平均約8.6mのワイドスパンの間口があるからです。ずいぶん以前に間口6mの90m2のモデルルームを見学したことがありますが、動線が長くすぎて、90m2のゆとりはあまり実感できませんでした。間口が広いことで、将来的な間取りの設計変更もしやすいので、家族構成の変化にも対応できます。

同マンションでは、4住戸に1基のエレベーターを設けることで、両面バルコニータイプの住戸も提案しています。同タイプなら北側が高洲中央公園に隣接しているので、主寝室からのビューも楽しめます。また、バルコニーの奥行も芯々で最大約2.25mを実現しゆったりとしたつくりになっています。

次のページでは、ランドスケープと共用部分を紹介します。