女性ホルモンと不眠って深い関係があるってご存知ですか?

『なんとなく生理の前に眠い』『妊娠の最初の頃はやけに眠かったのよね~』なんて経験、おありの方いらっしゃるのではないではしょうか。じつはこれ、気のせいではないのです。これは女性ホルモンの影響によるものといわれています。(女性ホルモンについて詳しくはホルモンバランスって何ですか?へどうぞ)。いわゆる生理現象と思っていただければよいもので、異常なものではないのでご安心を。

また、更年期には、『眠っていても途中でおきてしまう』『寝付きにくい』といった『不眠』症状が起こるのは良く知られています。これは更年期になると女性ホルモンが急激に減り、ホルモンバランスが乱れて生じると考えられています。

もちろん、女性ホルモン以外の精神的なプレッシャーも不眠の大きな原因の一つ。たとえば、家事や子育て、介護のストレス、仕事上のストレスが不眠を引き起こす事もありますよね。

いろいろなものが組み合わさっているので、女性の不眠はちょっと複雑です。日本人の不眠症の割合は男性が17.3%、女性が21.5%と女性の方が睡眠不足を訴える人が多いという結果があります。(1998年 健康・体力づくり事業財団 睡眠に関する調査による)今回は女性特有の不眠についてお届けします。


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月経周期に伴う不眠
月経前に眠くなるのは気のせいじゃない!?

月経前に眠くなる人は多いのです
月経前に眠くなる人は多いのです
『月経が始まる1週間くらい前から、なかなか寝付けないし、夜中に目がさめちゃう・・・』『月経前から月経の最初にかけて、昼間、異常に眠くてしょうがないです』なんてことありませんか?

実はコレ、女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)、卵巣を刺激する脳下垂体ホルモンなど、女性ホルモンが睡眠に影響を与えるからといわれています。

一番多いのは、月経前~月経初期にかけて、昼間うとうとしたり、夜中目がさめてしまうなど、うまく良い睡眠がとれないパターン。すっきりと眠れないとなんとなくいらいらしてしまいますが、でも、コレは一時的なもの。自然な事ですし、病気ではなく、月経が始まるにつれ、落ち着いてきますので、うまくリラックスして乗り切るようにしましょう!(月経前のその他の症状についてはあなたも月経前症候群?へどうぞ)。


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