悲喜こもごものバレンタイデー
男性なら誰でも(?)もらいたいバレンタインデーのチョコ。しかし「チョコもらえなかったらどうしよう」と不安が強くなってしまった時はメンタル面からの対策もあります
2月のイベントと言えば、バレンタインデーですが、男性なら誰でも(?) チョコをもらいたいものです。

たくさんもらえた人は大喜び、一個ももらえなかった人はしょんぼり……と悲喜こもごもですが、人によってはもらえなかったことが大きな心の負担になってしまうこともあります。特に、男のメンツを強調している人には辛いものがあるかもしれません。もしも、この季節が来る度にチョコをもらえない事を予期して不安を覚えるようなら、対策が必要かも知れません。

今回はバレンタインデーを例に取り、予期不安についてお話したいと思います。


必要ではあるがエスカレートする事もある予期不安

何かを予期して不安になる事自体は悪い事ではありません。サバイバルが求められる状況ではむしろ大切な事です。

例えば、文明の発達していない太古の昔、狩りに出た私達の先祖。その最中、嵐に遭い、雨宿りに入った洞窟で熊と遭遇したものの、無事、生還したとします。以後、この先祖が洞窟を見る度に、中に熊を予期して強い不安感を抱くようになった方が、サバイバルでは有利でしょう。

予期不安は危険を回避する面からは有益ですが、肉体的なサバイバルをあまり要求されない現代社会では、強い予期不安はあまり意味を持たない一方で、過剰になりやすいです。不安感がエスカレートすると、自律神経を介して、以下のような身体症状が出ることがあります。

  • 動悸
  • 発汗
  • 呼吸が速く、息が苦しくなる
  • 胸が締め付けられるような不快感
  • 吐き気
  • 体の痺れ
  • 気が遠くなる


  • 予期不安がエスカレートしてしまう事は、その予期している状況で以前、パニック発作など強い不安症状が起こった後によく生じます。例えば、エレベーターの中でパニック発作が起きてしまった人には、エレベーターにどうしても乗らねばならない時、発作を予期して、強い不安が生じやすいです。

    バレンタインデーでこんな大きな症状は通常ないでしょうが、例えば、会社の男で自分だけチョコをもらえずつらい思いをしたり、ずっと片思いだった女性が他の男性にチョコを渡しているのを見て、一人で大失恋してしまったり……といったトラウマ的な過去がある場合、この時期が来るたびに強い予期不安が生じる可能性があります。

    >> 次に、バレンタイデーの予期不安への対処法について述べます >>