不妊症/妊活・妊娠したい人のための生活のコツ

生活の中の妊娠術 妊娠に効く入浴法(2ページ目)

今回は入浴の効果とそれがどのように妊娠に結びつくかをご紹介してまいりたいと思います。これを読むと毎日、お風呂に入りたくなるかも・・・(笑)

執筆者:池上 文尋

★妊娠に近づく入浴法

1)冬の入浴法
冬の場合、お風呂場に入ると寒い場合が多いですよね。この場合はさっとおしりと足をお湯で洗って、体が暖まるまで浸かる事が大事です。そしてお風呂場も暖まってきたところで身体を洗うようにすることです。

PCO
 


そこで大事なのは前述の通り、頭、足への丹念な「ブラッシング」です。身体はあまり擦ると逆効果になるのでほどほどでいいのですが、頭皮と足へのブラッシングはツボを刺激する事になりますので効果的です。

そして湯船につかったら、今度は色々試してみてください。ストレッチでもいいですし、読書でもOKです。とにかく自分が楽しめる工夫が大事だと思います。私が特にお薦めしたいのが足裏へのマッサージです。自分の手で押さえられない人は足裏健康法の棒が売っていますから活用すると良いと思います。押さえてみて痛いところはその部分の反映している身体の部分の機能が低下している可能性があります。そしてそこを丹念に揉むことによって改善するといわれています。その反射区に関しては下記の参考サイトにて確認してください。

関連リンク
マルマテラピー(足もみ療法)

2)春・夏・秋の入浴法
寒くないので上記のように最初に温まる必要性はないです。夏の暑いときは逆に汗を抑えるためにさっと入るだけの時もあると思います。その時の身体の状態に合わせて自分の気持ちの良い方法を模索する事が大事です。クーラー病や冷たいものの食べすぎで身体の調子がおかしい場合はぬるめのお湯で長く入ることが必要かと思います。

3)冷え性を改善する入浴
サウナでは熱いサウナに入って、冷水に入ることを繰り返し行ないますよね。あれは自律神経を調節する作用があります。そして汗をスムーズにかく事が出来て、身体の老廃物を外に速やかに出すという事と身体を芯から温めるという効果があります。それを家のお風呂で再現するわけです。

熱めのお風呂(43℃位)に入り、体が十分暖まったところで冷水のシャワーにかかる。そして再度熱めのお風呂に入り、身体を温めるというのを3~4回繰り返すのです。そうすると身体が芯から温まり、ぽかぽかになります。特に不妊治療をされていて、冷え性や自律神経失調症気味の方に効果的だと考えられます。

入浴後に十分に水分を摂り、20~30分、安静にすることもお忘れなく。
PCO
家にサウナがあればいいのですが・・・。

★まとめ
入浴について色々と説明してまいりましたが、とにかく生活の中にこんな身体にいいものがあるのだから「積極的に楽しみましょう!!」というのが今回の記事の目的です。家にお風呂のない人は銭湯という手もあります。自分なりの入浴スタイルでどんどん健康になって、妊娠体質に近づけてくださいね。

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