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夏の冷え性は秋までに撃退!(2ページ目)

冷房の影響で手足が冷えたり、肩こりが悪化したりと夏の冷え性も深刻です。夏の冷え症は、涼しくなる秋までになんとか撃退したいですね。今回は冷え症撃退のお役立ちアイテムをご紹介します。

檜垣 暁子

執筆者:檜垣 暁子

カイロプラクティック理学士 / 肩こり・腰痛ガイド

冷え性には「とうがらし」が効果的?

とうがらしで体が温まる?
とうがらしは、夏バテで食欲が無い場合の食欲増進にも役立ちます。
温シップの成分としても使われている「とうがらし」のカプサイシン。このカプサイシンはとうがらしの辛み成分で、体温を上昇させる働きがあり、皮膚の血流も促進させると言われています。作用は一時的ですが、こうした特徴を利用し、日常とうがらしを摂ることで、冷房によって体が冷えてしまい、体温の調節機能が低下してしまった状態に良い影響を与えることが期待できます。

とうがらしは、粉末、乾燥のものなどいろいろありますが、摂取して体が温かくなったあと、少し冷える感覚があるかもしれません。ですから、帰宅後に冷房の設定温度を上げ、根菜スープなどの中にとうがらしを少し入れて、夕食として摂ると良いかと思います。根菜も体を温める効果があります。とうがらしは、適量の場合は食欲増進になりますが、摂りすぎると胃に過剰な刺激を与えてしまいますので注意しましょう。

足が冷えた時、洗面器に張った湯に足を浸ける「足湯」をすると良いと言われていますが、この足を浸ける湯の中に、カットしたとうがらしを浮かべると温まる効果がある、という話もあります。昔から伝わる方法のようです。とうがらしの成分を皮膚に付ける際の注意点は、肌の弱い人はとうがらしの量を少なめにして試してみることです。



食事の中にとうがらしを取り入れることを習慣化するのは、なかなか難しいかもしれませんので、とうがらしの入った調味料を利用すると良いと思います。豆板醤や七味唐辛子、チリソースなどを使い分けると、とうがらし入りメニューも増えそうですね。



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