メグスリノキは、どんな木なの?
ところで、植物として「メグスリノキ」をみてみましょう。メグスリノキは、日本特産で、山形、宮城県から四国、九州の山地で標高700m前後のところに自生する、カエデ属カエデ科の落葉広葉樹です。
学名は、日光で採取されたために、Acer nikoense Maximowiczと名づけられています。新緑の5~6月に黄緑色の花をつけ、秋には美しく紅葉します。そして、イチョウのように株にオスとメスがあり、高さが10mから25mにも育ちます。
そして、成分的に注目される木の部位は、樹皮です。灰褐色あるいは褐色で、この樹皮に有効成分のロドデンドロールが含まれています。このロドデンドロールの働きで、肝機能が高まり、解毒作用が活発になるといわれています。なお、煎じて飲んだときの苦味は、この成分によるものです。
ホントに実力があったメグスリノキ
日本で古くから民間薬として使われてきたメグスリノキですが、その実力はクローブ、ユーカリ、バナバなどといった欧米の植物やハーブにも負けないことが、前出の玉川大学農学部の八並一寿博士たちの研究でも明らかになっています。日本特産の植物でもあり、今後、さらにその成分や効果のメカニズムが解明されて、より人々の予防医学に役立つ活用方法が研究開発され、普及することを期待したいですね。
※このページの画像提供:「イー薬草・ドット・コム」
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