パソコンの前に座りっぱなしの人の頭痛はコレ!
肩から首までパンパンになる緊張性頭痛!
パソコン仕事の人は要注意! |
【症状・特徴】
日本人に最も多く、7割から8割がコレといわれています。頭が締め付けられるようなだらだらした頭痛で、一日中続くことも多い頭痛です。『ジワーっと痛い』『頭の上に重いものが乗っているみたい』『首から肩にかけて痛い』『はちまきで締め付けられているみたい』というように表現されます。昔からよく頭痛につかわれる表現で『頭重感』というのは多分『緊張性頭痛』でしょう。
【原因】
その名の通り筋肉が『緊張』してコリをおこす(乳酸などの疲労物質がたまり、神経を刺激する)ことにより痛みが起こる頭痛です。よくCMで頭から肩にかけて筋肉が張っていますよね(あれはおぼうさんの帽子に似ているので僧帽筋といいます)。頭を支えているのは筋肉なのです。
ですから、同じ姿勢の続くパソコン動作は大敵!また、ストレスや緊張など、血流が悪くなる原因があると、なお悪化します(前のページの片頭痛とは対照的ですね)。一度ひどくなると痛みによって筋肉が緊張し、ますますコリがひどくなるという悪循環に陥ることもありますのでご注意を。
あっていないメガネや、目の使いすぎによる眼精疲労(VDT症候群って知ってますか)、顎関節症(もしかしてあなたも顎関節症?)、あっていない枕なども、無理な体勢をとることにより筋肉が緊張しますので頭痛の原因になります。
【対策と治療法】
まず、ストレスをためない、同じ姿勢をつづけない、などの日常生活の注意が重要。1時間に1回は立ち上がってストレッチなどをしましょう!(パソコン疲れに!簡単ストレッチ)。また、お風呂など血流を改善するものも効果的。アロマオイルをたらして精神的にリラックスしながらお風呂にはいるなんていうのは理想的ですね。
あまりにひどい場合は、痛み止め、筋肉をほぐすお薬などを使います。
女の人には少ないけれど痛みは強烈
男性に多い群発頭痛
ほとんど男性におこる頭痛です。1年に1、2回もしくは2、3年に一回ですが、1、2ヶ月間毎日痛み、なんと『目の奥がえぐりとられるような』強烈な頭痛です。ころげまわるほどひどいこともあり、目の充血、鼻水、顔にひどい汗をかくといった症状がおこります。原因ははっきりしていませんが、目の奥にある血管が拡張して神経を刺激することでおこるといわれています。もしお心当たりの方(もしくはお知りあい)がいらしたら、お医者さんへ行って下さいね。*関連おすすめINDEX*