頭痛/片頭痛・偏頭痛

頭痛もちの頭痛ってどんな頭痛?

一言で頭痛といっても種類はさまざま。今回は女性に多い慢性頭痛、片頭痛と緊張性頭痛についてご説明します。

山田 恵子

執筆者:山田 恵子

医師 / 女性の健康ガイド

一言で頭痛といっても、実は頭痛には様々な種類があるのです。自分の悩んでいる頭痛のタイプを知って上手に対処すれば、もしかしたら、頭痛にサヨナラできるかもしれません。

頭痛についてのまず基本的な考え方については『頭痛』って病気なの?へどうぞ。

今回はいわゆる『頭痛もちの頭痛』を完全理解しましょう!

第1回 「頭痛」って病気なの?
第2回 「頭痛もちの頭痛ってどんな頭痛?」
付録  片頭痛を簡単に診断できる簡易質問表
第3回 「危険な頭痛」ってどんな頭痛?
番外編 脳幹出血ってどんな病気?
番外編2 クモ膜下出血ってどんな病気?
第4回  頭痛対策


<CONTENTS>
  • 若い女性の頭痛といえばコレ!…コメカミが脈打つような片頭痛
  • パソコンの前に座りっぱなしの人の頭痛はコレ!…肩から首までパンパンになる緊張性頭痛


    若い女性のひどい頭痛といえばコレ!
    コメカミが脈打つような片頭痛

    目の前がキラキラしたら片頭痛です
    目の前がキラキラしたら片頭痛です
    『目の前にキラキラしたものが見えたあと、頭痛がします。中学生のころからです。頭痛の時はめまいや吐き気がして、ひどい時は本当に吐いてしまったりします』なんていうのが典型的な症状。

    【症状・特徴】
    こめかみが脈打つようズキズキと痛む頭痛です。左右どちらかのこともあれば両方のこともあります。大体月に数回発作がおこり、4時間くらいからひどい場合は3日くらい続きます。日常生活に支障をきたすほどひどいことが多いのも特徴女性に多く(なんと男性の約4倍とも!)思春期から30才くらいまでには大体発症します。遺伝が関係すると言われているので、親子で片頭痛もちなんてこともよくあります。

    ちなみに参考までにですが、肩こりというと次の緊張性頭痛の特徴と思われがちですが、片頭痛も肩こりや首の痛みを伴うことも多いのです!

    また、光や音、においに敏感になり、体操やマッサージで悪化してしまうので要注意!体操まで行かなくても、階段をのぼるなど、日常生活で体を動かすだけで吐いてしまうこともあります。

    頭痛の起こる前に『目の前にちかちかした光がみえる』(専門用語で閃輝暗点といいます)など、2割くらいの人で前触れが起こるといわれています。

    【原因】
    頭の血管が広がって炎症をおこし、周囲の神経を刺激することで痛みが生じるといわれています。でも、その誘因は人によってさまざま。ストレスから開放されるとおこりやすいとも!(緊張が緩んで血管が拡張するからともいわれています)また、まぶしい光、生理前後、アルコール(特に赤ワイン)、チョコレート、ナッツなどの食べ物、空腹(低血糖)も誘因になるといわれています。

    【対策と治療法】
    まず、頭痛が起こってしまって、市販の飲み薬で何とかしようという場合は、痛みが軽いうちに飲みましょう。いったん痛みがひどくなるとお薬はききにくくなります。また、トリプタンという特効薬もあるので、気になる方はお医者さんにご相談を。

    でも、そもそも頭痛を起こさないためにはできるだけ規則正しい生活を心がけてくださいね。アルコール、ダイエット(←ひどければ低血糖になりますので)はひかえめに。コーヒーやお茶は血管を収縮させますので効果的です。また、頭を冷やすのも同じ理由で効果があります。

    次ページでは『パソコンの前に座りっぱなしの人の頭痛は多分コレ!』・・・緊張性頭痛に迫ります!>>
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