つい最近、料理家の小林カツヨさんが、クモ膜下出血で倒れられたというニュースがありました。レシピを愛用している一人として、早くお元気になって『ちゃちゃっと』料理されるお姿を拝見したいところですが・・・・

クモ膜下出血は、脳の中の血管の一部が破れて出血が起こる病気の一種です。(クモ膜下出血を含めて、危険な頭痛について詳しくは「危険な頭痛」ってどんな頭痛?へどうぞ)。そこで今回はクモ膜下出血について簡単にお届けします。

第1回 「頭痛」って病気なの?
第2回 「頭痛もちの頭痛ってどんな頭痛?」
付録  片頭痛を簡単に診断できる簡易質問表
第3回 「危険な頭痛」ってどんな頭痛?
番外編 脳幹出血ってどんな病気?
番外編2 クモ膜下出血ってどんな病気?
第4回  頭痛対策


<CONTENTS>
  • クモ膜って何?…脳を包む膜の一種
  • クモ膜下出血の症状…激しい頭痛が特徴
  • クモ膜下出血の治療…救命、再出血の予防
  • クモ膜下出血の予防…動脈瘤は検査で調べられます


    クモ膜って何?

    クモ膜は脳を包む膜の一種です。
    クモ膜は脳を包む膜の一種です。
    実は脳は3種類の膜で覆われています。脳に近いところから軟膜、クモ膜、硬膜という膜です。(専門用語でこの3つをあわせて髄膜といいます)

    軟膜はぴったり脳にくっついています。その上に、その名もクモの巣のような薄い膜=クモ膜が脳を覆います。そして、さらにその上に硬い膜=硬膜があるのです。

    さらに…脳は非常に大事なものなので、硬膜の外には頭蓋骨があって(いわゆるしゃれこうべですね)多重構造で脳を守っているのです。厳重ですね。

    クモ膜と軟膜の間に血管があり、その一部がやぶれることによって「クモ膜の下、軟膜の上=クモ膜下腔」に血がたまる病気、クモ膜下出血がおこります。

    次のページはクモ膜下出血について詳しくお届けします。…どうして起こるの?どんな症状があるの?>>