マンション相場・トレンド/新築マンションレポート

2010年は、エコに注目!次世代の兆しはコレ(3ページ目)

『マンションの次のスタンダードは?』。その答えの一つに挙げられる『エコ』。事前反響5000件超の最注目物件「プラウドシティ池袋本町」を例に、次世代のマンションに求められる基準とは何かを考えます。

岡本 郁雄

執筆者:岡本 郁雄

マンショントレンド情報ガイド

断熱等級4を取得
複層ガラスや二重サッシを採用

プラウドシティ池袋本町
オーナージュパサージュ完成予想図。緑地の奥の建物は、断熱性の高い造りに
プラウドシティ池袋本町では、開口部サッシュに複層ガラスもしくは二重サッシを採用し断熱・遮熱を強化し、「次世代省エネ基準」に適合した断熱等級4を採用しています。

また、エネルギー消費の多くを占める「給湯」と「照明」を効率化し、高効率型給湯器「エコジョーズ」を採用。照明には、東芝ライテック、パナソニック電工などと共同開発した、マンション向け「マルチランプダウンライト」を採用しています。従来のダウンライト器具では、対応できる電球が限られていましたが、同ダウンライトでは、省エネ効果の高い電球型蛍光灯のみならず、将来普及が予想されるLED電球にも対応できます。

併せて、家庭の給湯器で使用したガス・水道の使用量が見える給湯器リモコン、「エネルックリモコン」を採用。目標値の設定、金額表示、グラフ表示により、省エネに向けたエネルギー使用管理が手軽にできます。

他にも、浴槽の温度の下がりにくい「魔法瓶浴槽」の採用や節水型のトイレなど省エネを住みながら手軽に実現できる設備が整っています。
 

プリウス3台をカーシェアリング
レンタサイクルは40台設置

プラウドシティ池袋本町
プリウスを3台導入予定。写真はイメージ
同マンションでは、トヨタ自動車のハイブリッドカー「プリウス」3台のカーシェアリングを導入予定です。駅前のフットワークの良いロケーションということもあり、駐車場設置台数を抑え、その分緑地を増加させ、環境負荷と経済的負担の軽減をはかっています。事前反響の方の中には、車の保有をやめてその分条件の良い住戸を検討される方もいるようです。

また、レンタサイクル(電動式含む)も40台設置。こうした、シェアをすることでの環境負荷の軽減及び経済性は、マンションならでこそ可能となるものでしょう。

次のページでは、ガイドが当マンションで感じたエコの部分を紹介します
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます