さて、悪巧みの得意なあなたは何か思いつきました?
血液に乗って体中を巡っているアルコールを分解して排泄するのですから「サウナに入ったりお風呂に入ったり、体を動かすなどして血行を良くして汗をいっぱいかくと回復も早いの?」なんて思いつきました?
これは体への負担が大きすぎるのでおすすめしません。血行をよくする事でそれまで平気だった状態が急激に変化してしまいアルコール中毒になったり、心臓や肝臓、腎臓などからだのあちこちに負担がかかるので決してしないで下さい。
多めの水分を摂りながら静かに体を休めて回復するのを待ちましょう。ちょっとやりすぎちゃった自分を反省するいい機会かもしれません。せめて1日、懺悔の時間と思ってゆっくりお休みしていてください。
~特別簡単対策~
今回は簡単対策の作戦の提案をしましょう。それはいろいろなお酒を試す事です。「なんだチャンポンでよけい悪いんじゃないか?」って思うでしょう。そんな事はありません。今回の作戦のポイントはソフトドリンクを間に入れる事です。
ビールばかり飲んでいるとまわりの気の利いた人達がお酌をしてくださり、グラスはいつもいっぱいです。これではいつもビールを飲み続けなければなりません。こうならないように、しばらくしたらグラスごと違う飲み物に変えてしまうのです。アルコールを休む事でペースが保たれますし、全体に飲む量もセーブできます。また精神的にも落ち着く事ができます。豪華な披露宴では普段お目にかかれない飲み物があるかもしれません。せっかくの機会ですからトライしてみてはいかがでしょう。
~一番大切な事~
いろいろな対策法を考えてみましたが、飲みすぎない事が一番大切です。「今回はバッチリ対策したから大丈夫っ!」なんて思って油断しないで下さい。いろいろな対策も効果はそれなりにありますが、大きな効果はありません。結果として飲みすぎてしまってはせっかくの効果もなくなってしまうと思っていてください。
強いお酒を短い時間でのまない、長い時間のみ続けないなどの注意が最も大切です。
~特別なお願い~
結婚式のもう一人の主役、大切なお嬢様をお嫁さんに出すお父さんは例外です。
ご来席の皆様も大目に見てあげてください。もちろん飲みすぎてしまわない方がいいのですが、多少の酔っ払いは見なかった事にしておきましょう。決してビデオなどに撮らないで、やさしい心で受け止めてあげましょう。
【関連サイト】
・All about japan薬について~酔っ払いの薬理学~
お酒に酔う
WEBの医学(二日酔い講座)
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