女性はお酒に強い?

一杯のお酒
男性と女性、お酒に強いのはどっち?
あくまでも可能性としてですが、一説には女性のほうが「お酒に強い」とも言われています。男性に比べて体脂肪の多い女性の体の中で、水に溶けずに脂肪に溶けやすい性質のアルコールが、血液中から体脂肪に速やかに移動するからではないかという理論です。

ところが、お酒に強いということは、飲んでいる最中には酔いが回りにくいため、深酒になってしまいやすく、翌日になってから体脂肪から溶け出したアルコールが肝臓で分解されるので二日酔いにもなりやすいとも考えられます。飲んだ分だけ分解されるのは誰でも同じことですので、「自分はお酒に強い」とは考えないほうが無難です。


お酒でダイエットは迷信 エンプティカロリー

ところで、お酒に含まれるエネルギー(カロリー)はエンプディカロリーと言われることがあります。エンプティとは日本語にすると「空(からっぽ)」という意味です。このことから「お酒のエネルギーが空っぽだから飲んでも太らない」という迷信ができたようですが、この場合のエンプティとは、エネルギー源であるカロリー以外の栄養素(ビタミンなど)を含んでいない、という意味です。

お酒を飲んで体が温かくなるのはお酒に含まれるエネルギーが速やかに分解されるためですが、お酒のすべてのエネルギーがその場で熱に変わるということではありません。余ったエネルギーは内臓脂肪として体の中に蓄えられてしまいますから、飲みすぎはメタボの要因の1つです。


これから年末年始にかけて忘年会や新年会、お酒を飲む機会も増える方も多いと思います。適度な飲酒は狭心症や心筋梗塞の予防効果も期待できますが、飲みすぎで健康を損ねないように、時間をかけてゆっくりとお酒を楽しみましょう。また、賢明な読者の方にはいらっしゃらないと思いますが、自分だけでなく他人まで不幸に陥れてしまう飲酒運転だけは絶対にしないでください。

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