二日酔いの疲労感を解消する方法!
頭痛や吐気などの二日酔いは辛いもの……。胃や肝臓をいたわる食事をしましょう。 |
■朝起きたら、まずは水分を!
二日酔いの倦怠感は、アセトアルデヒドなどの毒性やアルコールによる脱水状態で起こります。頭痛も脱水状態により起こるもの。まずは冷たい水かほうじ茶を少量ずつたくさん飲みましょう。とくに、お茶には胃の粘膜を保護し消化を助けるカテキンや利尿作用のあるタンニン、アセトアルデヒドの分解を促進するビタミンCなどが含まれていますので、二日酔いの疲労感が軽減します。
■朝食は、胃をいたわる野菜スープや雑煮を食べよう!
吐気があって食欲がないかもしれませんが、胃粘膜をいたわる野菜スープや雑炊、お粥、コーンフレークなどを食べましょう。シジミの味噌汁もお勧めです。シジミは肝臓の消耗を補うメチオニンやタウニンが含まれています。
■昼食は揚げ物厳禁! 消化のいいものを
胃に負担を掛けないよう消化のいいものを食べましょう。消化に時間のかかる揚げ物は避けましょう。お勧めは、具も煮込んである煮込みうどんです。二日酔いのときは、ビタミンが多く失われていますので、野菜がたっぷり入ったものを選ぶといいでしょう。柑橘類の果物があれば摂りましょう。ビタミンCやクエン酸を補給すると倦怠感が和らぎます。水分補給も忘れずに!
■夕食は豆類や肉や魚など、たんぱく質をしっかりと
夕方になると二日酔いも醒めてきて迎い酒を……。気持ちは分かりますが肝臓にとっては過酷。早めに帰宅し、野菜の和え物や煮物でビタミン・ミネラルを、豆類や豆腐、脂の少ない肉や魚などでたんぱく質としっかりと食べましょう。ビタミン・ミネラルは倦怠感を軽減させ、たんぱく質は肝臓の働きを助け消耗を補います。
アルコールは疲労回復に効くの?
お酒自体の疲労回復効果はどうでしょうか。「酒は百薬の長」というように適量であれば体にいいことが分かっています。アルコールは血管を拡張させ、血行を促進する効果があります。その結果、体が温まり冷えや腰痛などを改善し、身体的な疲労を軽減させます。また、前頭葉に軽い麻痺を起こすので、緊張や不安が軽減し、明るく楽しくなれるのです。同僚と友人と楽しく飲めば、精神的な疲労も軽減できるでしょう。これからの季節、夏バテを起こしやすくなります。お疲れ気味の飲み会では、必須オーダー術で心と体の疲れを早めに解消してくださいね。
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