睡眠/理想の睡眠時間・睡眠不足対処法

深夜実行! ぐっすり睡眠のための呼吸法(3ページ目)

睡眠は、心と体を癒す、最高の疲労回復法です。疲れを貯めないためには、質のよい睡眠をとることが大切。ぐっすり眠るための呼吸法をご紹介します。

執筆者:吉鶴 亜紀子


呼吸法をやってみよう!

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呼吸をしているときは何も考えないでリラックスしましょう。
最近、話題のヨガ。美容のためだけではなく、疲労回復やリラックスにもとても効果的です。そんなヨガも、実はポーズを取ることよりも呼吸の方が大切なのです。今回は、ヨガで行われる基本の呼吸法であるプラーナーヤーマ呼吸をご紹介しましょう。

呼吸法が終わったら、すぐに寝ることができるように、寝る準備を整えてから行いましょう。


~寝る前に行う呼吸法~
1. 部屋は薄暗くする。キャンドルなどの優しい灯りをともして。
2. 音楽はなくてもよいが、かけるなら波の音などのリラクゼーションの音楽を。
3. アグラ、正座など背筋が伸びる方法で座る。椅子に座ってもよいので楽な方法で。
4. 両手は自然に膝の上に置く。
5. おへその下5cmほどの「丹田」に上半身の重心をかける。
6. 軽く目を閉じ、意識を「丹田」に向ける。
7. 口を閉じて舌の先を上前歯の裏側と歯茎の間につける。
8. 両鼻から息を静かに吐き出す。5秒ほどかけて。
9. 残らず吐ききったら、2秒ほどそのままでいる。
10. 両鼻から5秒ほどかけて静かに息を吸う。胸全体を空気で満たすイメージで。
11. 吸いきったら2秒ほどそのままでいる。
12. これを15~30分ほど繰りかえす。

最初のうちは座っているだけで疲れるかもしれません。しかし慣れてくると楽にできるようになります。

忙しいときこそ、意識的に心と体を“OFF”にする時間が大切。呼吸法で全身をリラックスさせることで、副交感神経が優位となりぐっすり眠れるようになり、朝が爽やかに目覚めることができます。時間がない人は、1日5分でもいいので行ってみましょう!



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