夢と眠りの花言葉
花の色や形、香り、成長の仕方などから受ける印象や作用を、言葉に置き換えたものが「花言葉」です。17世紀にオスマン帝国で付けられ始めるようになった花言葉は、その後、世界中に広がりました。現在ではそれぞれの国や民族などで、いろいろな花言葉が付けられています。また、花の色によって、違う言葉が当てられることもあります。
花言葉には、深遠な意味が込められています |
名前の由来は、メガホンのように広がったところが、ワイシャツの襟 (カラー) に似ていることでした。実はこのメガホン状のところは花ではなく、真ん中の黄色い棒の部分が本当の花です。和名では 「海芋(かいう)」 と言いますが、これは 「海を渡ってきた里芋」 という意味です。花言葉は他に、「乙女のしとやかさ」、「すばらしい美」 というのもあります。6月1日や7月28日、11月21日の誕生花でもあります。
■ カスミソウ (霞草): 花言葉 「夢心地」
春から夏の間、かすみをかけたように無数の白い小花を咲かせるカスミソウは、花束や花飾りの名脇役です。別名の 「ベビーズ・ブレス (赤ちゃんの吐息) 」 も、ピッタリですね。花言葉は他に、「親切」 や 「人の魅力を引き出す」 というのもあります。学名の Gypsophila elegans は、「優美なジプソフィラ属」 という意味です。3月18日や6月4日、11月30日の誕生花でもあります。
■ カイドウ (海棠): 花言葉 「美人の眠り」
バラ科リンゴ属の植物で、4~5月に花が咲きます。原産地の中国では、牡丹とともに最も愛好される花の1つになっています。花言葉は他に 「艶麗」 があり、4月8日の誕生花でもあります。フラワー・テラピーでは、細かいことにこだわって身動きが取れなくなっている人に効果がある、とされています。
夏のベッドルームには、赤い花が似合います |
6月中旬から9月中旬に咲く夏らしい赤い花で、沖縄の県の花です。別名を 「海紅豆 (かいこうず) 」 といいますが、これは 「海外から来た赤い豆」 の意味です。原産地に近いメキシコでは、花をサラダや煮物などにも利用しています。花言葉は他に 「活力」 があり、6月3日の誕生花でもあります。
■ ニゲラ: 花言葉 「夢で逢いましょう」
名前はラテン語の 「黒い」 からきていて、香辛料としても使われる種が黒いので、「黒種草」 とも呼ばれています。 春から夏に、白や青の八重の花が咲きます。花の中央からニョロニョロしたものが出ていたり、葉が箱状に見えたりと面白い形をしています。花言葉は他に 「未来」 があり、8月22日や9月30日の誕生花でもあります。
最初のページでカラーセラピー、前のページではアロマセラピーによる寝室の花選びを、ご紹介しました。ベッドルームに置く花の意味を考えて、自分らしいアレンジで生活の質を上げてみてください。
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