いつもの習慣がカラダの疲れの原因に!? |
実はそのカラダの疲れの原因は、自分では気にもとめていない普段の生活の「癖」や「習慣」からおきているのかもしれません。
今回は意外と気がつかない「姿勢」と「健康」との関係について特集します!
<CONTENTS>
- 正しい姿勢ってどんな姿勢?
- 正しい姿勢はキレイの基本!
- 実はその習慣、カラダに負担をかけているかも
正しい姿勢ってどんな姿勢?
背骨のカーブが自然な位置になる状態
正しい姿勢とは、横から見た時に、耳、肩、腰椎の前、膝、くるぶしが、地面から垂直に、一直線にまっすぐ伸びたような姿勢です。この状態では、背骨のカーブは一番自然な位置に保たれ、骨盤は30度前に傾いた形になっています。反りすぎも前かがみもどちらも体に負担がかかってしまいます。特に腹筋が弱かったり、太っておなかが出ていたりすると体重が前にかかり前傾姿勢になりがちです。
頭が上から糸で吊り下げられているようなイメージで背中を伸ばし、お尻の筋肉を引き締めるとともに、おなかを引っ込めます。そして肩の力を抜き、あごを引きます。膝は伸ばすようにしましょう。
正しい姿勢はキレイの基本!
うまく筋肉をつかえば基礎代謝をUPできるかも!
猫背のような前かがみ状態が続くと、首から肩にかけての筋肉が緊張し「肩こり」の原因にも。また、同時に腰にも余計な負担がかかり、「腰痛」も引き起こしてしまいます。正しい姿勢で立つためには、背筋や腹筋、大臀筋、腸腰筋、大腿二頭筋などの体中の筋肉をバランスよく使うことが必要です。つまり、正しい姿勢で立つだけで、筋肉を知らずに鍛えていることにもなるのです。
これは基礎代謝を上げるためにも有効だと思われます。ちなみに基礎代謝というのは人間が横になっていて、なにもしなくても呼吸をしたり体温を保ったりするのに必要なエネルギーのことです。人が一日に消費するエネルギーのうち約7割を占めていますが、16~18歳をピークに年齢とともにだんだん減っていきます。
また、姿勢の良し悪しは「便秘」「冷え性」などにも影響を与えると言われています。
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