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野菜を無駄なく食べていますか?
私、以前から感じていたことですが、野菜の皮や茎などを食べずに捨てている人が多いのですね。テレビの料理番組を見ていても、大胆に捨てている様子が案外見られます。随分昔に料理講習に参加した時に、確か鍋物を作ったと思うのですが、私が白ネギの青ねぎを薄切りにしていれると、同じグループの年配の女性が、「私、白ネギの青い部分なんて使ったことないわ」と驚かれ、私も逆にびっくりしたり・・・。
皮や根、茎まで無駄なく食べることは、もちろん、これは経済的な節約ということにもなります。節約なんて、スタイリッシュじゃないですわ!、なんて思っているセレブなミセスもおられる方もしれませんね。でも、アメリカのセレブは実践してるんです。
アメリカのセレブも皮まで食べて健康増進
あのマドンナやトムクルーズなどのハリウッドの大物や、政財界・経済界の大物も実践しているマクロビオティックでは、野菜の命を活かすということでは、できるだけ皮や茎、根っこも無駄なくたべましょうというのがポリシーなのです。マクロビオティックの考え方には、「一物全体」という言葉があります。にんじん1本でも、完全なる一つのいのちとしてなりたっているということで、身だけでなく、皮や葉っぱもすべて食べてこそ、完全ないのちをいただくということになるのだそうです。
また近年健康ブームで注目されているファイトケミカルやビタミンも、皮などに多く含まれていることが分かってきました。食べ物を粗末にしないことは、無駄なく栄養をいただけるテクニックでもあるのです。
また生ゴミの量も減ってエコライフになります。皮や根まで安心して食べるには、できれば無農薬野菜などを選びたいものですが、手に入らなければよく水でつけ洗いしたり、一度軽く茹でてもよいでしょう。
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