<CONTENTS>
- 手軽にビタミンC補給……P.1
- エラグ酸やキシリトールも……P.2 イチゴの栄養を活かすには……P.3
手軽に生食でビタミンC補給
イチゴにはレモン果汁並みのビタミンCが含まれています。 |
ビタミンCは、ご存知の通りコラーゲン生成を助けて皮膚を丈夫にするなど美肌つくりには欠かせません。また活性酸素を除去する抗酸化作用や、カラダの免疫力を高めるためにも必要な栄養素です。けれども体内のビタミンCはストレスや喫煙などで失われやすく、また体内に蓄積しておくことはできないので、食事が不規則なときほど意識してしっかりとりたいものなのです。
[100g当たりに含まれるビタミンCの量]
食品名 | ビタミンC含有量 |
イチゴ | 62mg |
グレープフルーツ | 36mg |
レモン果汁 | 50mg |
マンゴー | 20mg |
造血のビタミン葉酸
葉酸は、あまり耳慣れないかもしれませんが、ビタミンB群の一種で、近年注目されています。赤血球の生産に関わり、不足すると悪性貧血になることもあるので「造血のビタミン」と呼ばれています。また細胞を作り出すための核酸を合成するにも重要な働きをします。イチゴには、葉酸が100g中90mg含まれ、果物の中ではトップクラスの含有量です。この葉酸は、食事で不足することはまずないのですが、ビタミンCによって活性型に変換されるので、一緒にとることがポイント。イチゴなら、無理なくビタミンCと葉酸をとることができます。
大量摂取には気をつけて
ビタミンCは、たくさんとっても尿として排泄されてしまうので、過剰症の心配はありませんが、サプリメントなどで濃縮したものを大量にとると、下痢や嘔吐などの副作用を起こす場合があります。また葉酸も過剰症による副作用はありませんが、多量摂取が続くと、亜鉛の吸収が阻まれてしまうので、これもサプリメトンでとり過ぎるのは気をつけたいものです。まずは食べ物から栄養を得ることが一番カラダには自然だと思います。イチゴに含まれる注目の成分は次のページで・・・・。・・・・>>