マンションを選ぶ際、和室があるのは当たり前だと思っていませんか。最近では、マンションの和室をウォーキングクロゼットへ変更したり、和室をなくしてリビング・ダイニングのスペースを拡大したり、などのプラン変更や購入後のリフォームなどをよく見かけます。
【記事の内容】
■シングルに必要な部屋数とは?
■注意したい、和室の存在感
■マンションの和室の使われ方って?
■なるほど納得!B子さんの和室へのこだわり
シングルに必要な部屋数とは?
キッチン?間取?マンション選びの優先ポイントは何ですか? |
一つは、寝室。一つは、趣味の部屋。一つは、知人が宿泊するときの予備のために。もう一つは、???さて何でしょう。これ以外にもリビング・ダイニング・キッチンがあることを考えると、多くの部屋数を抱えたときの使用目的がイメージできませんね。
購入後に、使わない部屋、または使用する目的や当てのない部屋は、いくら予算の範囲内であっても、とてももったいない話しです。「ひとまず」と荷物置き場になり始めたら最悪。注意が必要です。
失敗しないマンション購入の心構えであり、また、事前準備として重要なのは、新しいマンションで、さらにその購入したマンションの各部屋で、あなたがどのような生活を送りたいのかを具体的にイメージしておくことです。
注意したい、和室の存在感
和室は存在感があります。使う目的や当てがなくても、和室であることだけで、空間としての存在意義を発揮します。
広めの寝室を確保できるプランでは、趣味やプライベートの空間を寝室で兼ねることが可能です。この場合、「2洋室+LDK」のプランではなく、「1LDK」で十分だと、あなたは思うかもしれません。
ですが、これが「洋室+和室+LDK」のプランだとどうでしょう。あなたの中に和室を使うイメージや使う当てがまったくなかったとしても、あなたは何の違和感もなくプランを選択してしまうのではないでしょうか。
それほど和室という存在は、私たちが持つ暮らしのイメージに浸透しきっているといえます。逆の見方をすれば、予算が厳しいとき、使う当てのない和室に大切なお金を使ってないか、という考え方も必要だということですね。
次ページでは、マンションの和室の意外な使われ方をご紹介しましょう。次ページをご覧下さい。