パソコンそのものの盗難を防止する
Dサブのネジ部分を使用したセキュリティワイヤーも有。プロジェクタやHDなどの盗難にも注意しましょう
パソコンや周辺機器についているセキュリティスロットを利用し、専用のワイヤーでロックしていきましょう。鍵はダイヤル錠、南京錠、ディンプルキー、シリンダ錠と種類も豊富です。もちろんワイヤーは、工具を使えば切られてしまいますが、時間と労力がかかりますので、咄嗟の持ち出しはできなくなります。
盗難ではないのですが、家族が勝手に持ち出してしまったという話を聞いたことがあります。持ち出した妻いわく「2台あるからいいだろう」と思ってしまったそうです。家族への注意喚起はもちろんですが、複数台パソコンがある場合は専用ワイヤーでつなぎ、簡単に持ち出せなくしておきましょう。
IT知識をつけ情報漏洩を防ぐ
個人であろうが、会社であろうが「情報漏洩」は防がなければなりません。具体的な手段としては「ファイル交換ソフト」は絶対に使用しないこと。仲間内であっても使用は避けなければいけません。SOHOエージェントの多くは、「ファイル交換ソフト」を使用しているかどうか申告をさせます。使用している場合は、もちろんそのSOHOに仕事をお願いすることはできません。メール送信時のBCCとCCの設定ミスについても気をつけましょう。CCとは、Carbon Copy (カーボンコピー) の略で、この欄に記されたメールアドレスは送付先にも開示されます。それに対しBCCとは、Blind Carbon Copy(ブラインドカーボンコピー)の略。メールアドレスは、送付された本人のアドレスのみが記載されます。
メールアドレスといえども、重要な個人情報です。ドメインで会社名や組織名もわかります。悪用されないためにも、複数の方に一斉にメールを送る場合には十分に確認を行いましょう。また誤って送信してしまった場合には、すぐに謝罪のメールを送りましょう。うっかりミスなのですが、相手との信頼関係も壊してしまう場合がありますので、しっかり誠意をみせて謝罪してください。