SOHOの開業方法
SOHOの開業方法についての公的な手続きは、管轄の税務署にある「個人事業主開業届」に記入し提出します。これは、事業の開始などの事実があった日から1ヶ月以内に提出することとなっています。開業届のなかに屋号なども記載できるので、ぜひ自分にあったネーミングを考えておきましょう。以下、開業までの流れについて記載します。- 職種、仕事内容を決定
- 作業環境の確保、家族への説明
- 屋号、ドメインの決定
- クラウド環境などサーバー環境の整備
- 名刺、販促ツールの作成
- フェイスブックなどSNSなどの作成
- 個人事業主開業届の提出
- 業務で使用する銀行口座の取得
- 営業活動スタート、SOHO交流会、ビジネス交流会などへの参加
起業については、2006(平成18)年に会社法の改正がありました。これまでは登記手続きが必要ない個人事業主からスタートし、力をつけた時点で株式会社に法人成りするケースが多かったのですが、法改正以降は最初から資本金0円にて会社を起こす人が増えているようです。
法人からスタートするリスクとして、資本金は0円でも商業登記には最低でも25万円以上の費用がかかります。利益があがらなくても法人税均等割りなど税金もかかってきますので、十分に考慮し決定しましょう。
私がSOHOをスタートした主な理由は、社会参画でした。いま考えると「どのぐらい稼げるか」よりも、「自分が社会に対し何ができるか」という目標を優先していました。経費の問題など、仕事を始めてから分かることも多々あります。スタートは、あまり気負いせず自分のペースで始められることをお勧めします。
■おすすめサイト
・個人事業の開業届出・廃業届出等手続
国税庁のサイト。手続き方法ほか、用紙などもサイトから入手できる。