仕事専用のパソコンを持つ
在宅ワークといえども、仕事環境を整えることは重要。セキュリティ環境について見直してみましょう
実際にあったケースで、あるライターの夫が悪性なアダルトサイトを閲覧してしまい、理由はわからないがパソコンの動作環境が大変重くなり、パソコンをリカバリーをしなければならない状態になってしまいました。アカウントを分けていても、リカバリーを行うとパソコン出荷時の状態に戻ってしまいますから、データはもちろん、ネットのブックマークもアプリケーションソフトも全て初期状態に戻ってしまいます。仕事ができる元の状態に戻すために、半日以上かかってしまったそうです。
家族がインターネットを閲覧しウイルスに感染したり、ファイル交換ソフトを使用した場合、パソコン上の保存データが流出してしまう危険性があります。故意ではないかもしれませんが、事故の責任は、個人事業主であるあなたにかかってきます。在宅といえども、仕事用の自分のパソコンを持ちましょう。
パソコンを購入するには、安くなっているとはいえども、まとまったお金が必要です。ただし経費として処理できますので、初期投資と考えて思い切ることをお勧めします。パソコンは、デスクトップタイプでもノートブックタイプでも構いません。自分に使いやすいものを選びましょう。