派遣で働く/派遣の基礎知識

派遣登録から就労まで(2ページ目)

派遣で働くには、まず派遣会社への登録が必要。その後、スキルチェックや派遣会社担当者との面談、派遣先との顔合わせなどのステップがあります。登録から就労までの流れと、注意点を紹介します。

執筆者:林 紀子

コーディネーターとの面談

スキルチェックが終わると、仕事を紹介してくれるコーディネーターとの面談があります。条件が合えば、希望職種の仕事を紹介してもらえることもあるので、具体的にどんな仕事に就きたいたいのか、内容や条件などを正確に伝えることが重要です。

多く条件を出しすぎてしまうと、条件に合致する仕事が限られてきてしまうため、なかなか派遣先が見つからないという状況になる恐れもあります。これを避けるためにも、絶対に譲れない条件や優先順位をきちんと伝えて、条件に幅を持たせておくことが大切。

面談時のポイントは、派遣会社から「自信を持って派遣先に紹介したい」と思ってもらうこと。オンライン登録時から入力ミスがないように注意し、面談でははきはきと的確な受け答えを心がけ、派遣先での仕事ぶりがイメージできるようにします。

派遣会社には複数登録することも可能ですので、的を絞って数社に登録するのもよいでしょう。登録段階では派遣会社との雇用関係はありませんから、問題はありません。複数社に登録することで、仕事の紹介案件が増えることもあります。

仕事の紹介について

登録が完了すると派遣会社から仕事が紹介されます。仕事内容や条件等が希望と合致すれば、派遣先に紹介する段階へ進めてもらえますし、合致しなければ断ることも可能です。

派遣会社のウェブサイトなどで、希望の仕事案件を伝えて紹介してもらうこともできます。ただし、1つの派遣会社では2つ以上の案件を同時に進めることができないため、どれか1つに絞らなければならない点に注意しましょう。

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