介護・福祉業界で働く・転職する/介護・福祉業界の仕事

介護の仕事・資格(3ページ目)

介護業界の職場を大きく「入居施設」「日帰り施設」「小規模多機能施設」の3つに分けて、代表的な仕事(職種)と資格について紹介しました。

執筆者:宮下 公美子

在宅介護のケアマネージャーの仕事

居宅介護支援事業所で勤務。この仕事に就くには、介護支援専門員の資格が必要です。介護支援専門員は、福祉・医療・保健分野の国家資格等を持っていて、かつ、その分野で5年以上の実務経験がないと受験資格が得られません。新卒・未経験では取得できない資格なので注意が必要です。

仕事内容は、在宅で暮らす利用者が介護保険サービスを利用する際の相談に応じ、ケアプラン[介護サービス計画]を立てること。サービス計画を立てる際には、利用者の心身や家庭の状況を把握し、利用者や家族の希望を踏まえた上で、どのような介護サービスを組み合わせて利用すれば、在宅の生活を維持・向上できるかを十分に考えます。

計画を立てたあとは、適切にサービスが提供されているかを確認します。また、最低月1回は利用者宅を訪問して心身状態の変化を確認し、希望や不満を聞きとり、必要に応じてサービスを組み替えるなどの対応を行います。利用者が快適な在宅生活を送れるよう、要望を聞きながらサービス調整をする心配りが必要です。

入所施設での介護の仕事内容

特別養護老人ホーム[介護老人福祉施設]、介護老人保健施設、認知症グループホーム[認知症対応型共同生活介護]、有料老人ホームなどで勤務。

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