就職面接のマナーと心構え…面接での好印象は後々プラスになることも

好印象な面接のマナーとは

好印象な面接のマナーとは

面接で落ちてしまう人の典型的なパターンは、マナーや心構えができていないことにあります。いくらあなたが有能でも失礼な態度をとれば、一緒に働きたいとは思われません。また、心構えが間違っているとせっかくの出会いも無駄になってしまいます。面接官とはその会社ではご縁がなくとも、ゆくゆくは5年後、10年後同じ会社になることもあります。受かる受からないは別にして「あの人は良かった」という印象を与えることはとてもメリットがあります。
   

基本的な面接のマナー「服装」

面接では第一印象が大切!清潔な身だしなみを

面接では第一印象が大切!清潔な身だしなみを

第一印象が大切。まずは外見を整えましょう。

■服装を整える
スーツは体のサイズにあったものを着てください。大きすぎたり、小さすぎるものを着ている人がいます。必ずしも一流ブランドのスーツである必要はありませんが、クリーニングに出したものを着用。できれば持っているスーツのなかで一番良いものを、なければお店の方のアドバイスを聞いて買ってください。

たかがスーツですが、見た目はかなり重要。最初の3分間で面接結果は決まる、という人もいます。たかが見た目、しかし初対面の方に接するわけですから、見た目ぐらいはきちんとしていくということがマナーです。

■ジャケットを着用する
基本的にどんなにゆるい業界でも、ジャケットは着用していったほうが無難です。ジャケットは手に持つのではなく、きちんと着用してください。ネクタイについては、最近はクールビズやウォームビズが提唱されているので、ジャケットを着用していればあまり問題はなくなりました。

■コートは脱いで会社に入る
当たり前ですが冬場は、コートを脱いで会社に入ってください。たまにコートを着たままの人がいます。マナー違反になりますので、注意してください。

■髪型を整える
スタイリングを整えましょう。美容院に最近行っていない人は、すぐに髪を切りにいくこと。

業界によって多少派手でもよい広告やアパレル、銀行やメーカーのように比較的保守的なものを好む業界などあります。面接を受ける会社の業界の雰囲気がわからなければ、その会社やその業界にある会社のビルの前にいき、どんな雰囲気の人が多いのか確かめ、それを真似すればいいのです。やはりその業界らしさというものがあるので、雰囲気を合わせることは重要なのです。
 

基本的な面接のマナー「時間」

早すぎるのも、遅れるのもNG。時間通りがベストです。

■時間に遅れないこと
ついつい3分間遅れた。それだけでNGという会社もあります。時間に正確な人が好まれ、正確さがない人は好かれません。ちょっとした時間も大切にできないような人は、仕事もできないだろうと判断されることがあります。

■時間通りに会社に入ること
遅れないことも重要ですが、ときおり10分間以上前に会社に着く人がいます。理想はちょうどぴったりか、3分間くらい早く入るということです。10分間以上早い場合は早すぎです。事前にどこかで待ってから会社に入りましょう。

その場合の注意点は、たまたま面接官が会社のそばでタバコを吸っていることなどもあります。あからさまに変な態度や目に付く態度で待っていたり、近辺に座り込んでしまうなどはNGです。全ての行動は見られていると思ってください。
 

基本的な面接のマナー「挨拶」

自分を印象づけるワンランク上の挨拶を

自分を印象づけるワンランク上の挨拶を

挨拶が面接の合否を左右することもよくあります。気を抜かずに大きな声で挨拶しましょう。

■面接の冒頭でお礼を言う
面接が始まる際に、「貴重なお時間を割いていただいて、本当にありがとうございます」とお礼を言います。面接官も時間がないなかであなたに会っているので、感謝の気持ちを忘れないこと。この一言で印象が良くなります。

■面接終了後、お礼を言う
面接終了後は、「本日は貴重なお時間を頂戴しまして、面接をしていただきましてありがとうございます」とお礼を言うこと。面接前後のお礼は忘れずに。

■面接のお礼の後に意志、意欲を伝える
面接終了後は、「ぜひとも、次のステップに進めていただきたいと思っております」など特に興味が持てた部分を話すなどして、意志や意欲が高いことをアピールしてください。上手な人は、その場で次のステップの面接日程を調整する人も。合否をその場では伝えないことになっている会社もままありますが、その場合も「ぜひ次のステップに進みたい」ということを伝えてください。

■面接終了後、お礼のメールや手紙を出す
面接官から名刺をいただける場合があります。その場合は面接のお礼、感想、意欲を書いたメールをすぐに出してください。名刺をいただけなかった場合でも、お礼の手紙は効果的。手紙を出す人はほとんどいません。100人に1人ぐらいなので目立ちます。

手紙を書くのが苦手な人は、礼状の書式がインターネットで検索すれば出てきます。内容も重要ですがそれよりもスピード。その日のうちに投函してください。これは効果的です。

人材紹介会社を使っている人は、自分で書いたメールをエージェントの担当者から企業に転送していただくという方法もあります。いずれにしても面接当日に対応してください。スピードは信頼を生みます。

■受付でも挨拶をすること
受付で人に会ったら挨拶をする、会釈をする、部屋まで案内する人にもお礼を言う。受付の人に面接に来た人はどんな人だったのかを、確認している会社は比較的多くあります。会社に入れば、そのときからもうすでに面接は始まっています。全ては見られていると思ってください。実際に見られているのですから。受付の挨拶が駄目だったため落ちているケースもままあります。
 

基本的な面接の心構え

心構えをしっかりと持ち、後悔のない面接にしてください。

■面接を受ける以上は、ベストを尽くして準備を
転職希望者の心理としては、「まずはどんな会社なのかみてみよう」と考えて面接の準備が足りていない方が多いものです。一方で企業は、景気に関わらず「うちに必要な優秀な人材かどうか見定めよう」と思っています。ここにギャップがあります。

受ける以上は、ベストを尽くして面接の準備や下調べを行ってください。理念、価値観、事業内容、競合他社、強み、弱み、将来性をよく調べ理解し、必要に応じてメモを取り面接に臨んでください。面接とは、面接する前に勝負の半分ぐらいはついているケースも多いのです。よくあるのは、「話を聞いてみたら実は入社したい会社だった。しかし面接で落ちてしまった」というものです。こうなっては後の祭りです。

■面接に勝つのではなく、一緒に働きたいと思っていただくこと
面接は戦いではなく、受験している企業に一緒に働きたいと思っていただくことが重要。言いたいことをまったく伝えないというのは論外ですが、ムキになって議論をする必要はありません。圧迫面接のような形で反応を見ているケースもあります。あくまでも面接は真剣なゲームです。実際の仕事ではありません。短時間で相手を判断しなければいけないわけですから、面接官も本気です。

絶対に面接に受かる方法はありませんが、ミスを少なくすることは可能です。面接のマナーや心構えをしっかりとし、後悔のない転職活動をしていただきたいです。

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