写真をセピア色に変換する
デジカメの性能が上がったとはいえ、写真が明るすぎたり暗すぎたりといったトラブルはつきものです。このようなときは、明るさやコントラストを調整して、見やすい明るさに変更して使いましょう。明るさとは、明暗のことです。そしてコントラストとは、白黒の対比のことで、コントラストが上がるにつれて、白い部分はより白く黒い部分はより黒く表現されます。
ここでは暗く写ってしまった写真を見やすく調整してみましょう。まず、写真をクリックして選択し、「書式」タブの「明るさ」ボタンをクリックします。
ここでは、レッサーパンダの写真が暗くてよく見えないので調整する |
明るさの一覧が表示されたら、マウスポインタを合わせながらスライドの写真で確認します。「+」の明るさを選ぶと白味が強くなって明るくなります。反対に「-」の明るさを選ぶと暗くなります。
「+20%」を選ぶと、写真が明るくなって見やすくなった |
続けて、「書式」タブの「コントラスト」ボタンを使って、白黒の対比を調整します。「+」のコントラストを選ぶと写真が引き締まり、「-」のコントラストを選ぶと写真がぼんやりします。
「+20%」を選ぶと、写真がぐんと締まった印象になる |
写真をわざとモノクロやセピア色で見せたいというときは、「書式」タブの「色の変更」ボタンから操作します。「色の変更」の一覧には、写真全体を赤や青や緑にするパターンも用意されています。ひと味違う個性的な写真に仕上げたいときに威力を発揮します。
カラーの写真をセピア色に変換できた |
これだけの編集ができれば、プレゼン用の写真を加工するには充分といえるでしょう。私は趣味のブログでペットの写真を公開しているのですが、最近では起動の遅い画像編集ソフトを使わずに、パワポ2007を画像編集ソフトの代わりに使うほどです。
パワポ2007の写真加工テクニックをマスターして、ワンランク上のスライドを目指してください。