パワーポイント(PowerPoint)の使い方/表やグラフの操作

ExcelのグラフをPowerPointのスライドで使う(2ページ目)

数値を視覚的に見せるグラフはプレゼンに欠かせないツールです。手際よく見栄えのよいグラフを作るなら、Excelで作成済みのグラフを利用してみましょう。

井上 香緒里

執筆者:井上 香緒里

パワーポイントの使い方ガイド

Excelのグラフはプレゼン用に加工して使う

グラフのサイズを調整するには、グラフの周りの白いハンドルをドラッグします。このとき、四隅のハンドルをドラッグすると、元のグラフの縦横の比率を保持できます。

なるべく大きく見えるように調整する


位置は、グラフをドラッグするだけで移動できます。移動とサイズ変更を組み合わせて、適切な位置になるべく大きく見えるように配置しましょう。

スライドの模様と重ならないように配置しよう


プレゼン用のグラフは見栄えも大切な要素です。Excelで作成したグラフの色あいは、PowerPointのスライドのデザインに合っていますか? お世辞にも、Excelのグラフの既定の色はセンスが良いとは言えません。そのまま使うのはもってのほか。スライドのデザインに合わせてグラフの色合いを変更しましょう。

スライドに貼り付けたグラフを編集するときは、グラフの中をダブルクリックします。

グラフの編集状態に切り替える


そうすると、スライドの中にExcelのウィンドウが表示され、メニューバーやツールバーがExcelの内容に自動的に切り替わりました。つまり、PowerPointの操作中に、Excelの機能を丸ごと使って、グラフの編集ができるというわけです。

Excelの機能がそのまま使える


棒の色を変更したければ、棒の中をダブルクリックし、「データ系列の書式設定」画面の「パターン」タブで操作します。色はスライドのデザインに合った色を選ぶと見栄えがあがります。また、「輪郭線」を「なし」にすると、グラフの印象が和らぎます。ここでは、男性と女性の区別がはっきりわかるような色に変更してみます。

いずれかの棒の中をダブルクリックする


スライドのデザインや目的にに合った色を選ぼう


また、「グラフエリア」と表示される部分をダブルクリックして表示される、「グラフエリアの書式設定」画面の「パターン」タブで、「輪郭」を「なし」にしておくと、グラフの黒い外枠を消すことができます。こうすると、スライドになじんで見えるようになります。

グラフはいろいろな部品で構成されている


外枠を消すとすっきりする



>最後の仕上げを忘れずに
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