エクセル(Excel)の使い方/データベース・データ集計

ピボットテーブルでデータ分析!3つの定番操作(4ページ目)

ピボットテーブルの基本的な定番操作である「データの絞り込み」「詳細データ表示」「集計方法の変更」の紹介です。データ分析に向けた基本操作といえます。

緑川 吉行

執筆者:緑川 吉行

エクセル(Excel)の使い方ガイド


構成比を計算する(Excel 2003の場合)

ピボットテーブルでは、「データ全体」に対する各項目の「構成比」を計算することができます。各項目の全体に対する比率を算出することで、データの集計値だけでは見えてこないデータの傾向を把握することができるので、データ分析で有効な計算方法といえます。

構成比を算出するには、集計方法が表示されている部分をダブルクリックして「ピボットテーブル フィールド」ダイアログボックスを表示し、「オプション」ボタンをクリックします。


「計算の種類」の一覧から「全体に対する比率」を選択して「OK」ボタンをクリックします。



これだけの操作で、データ全体に対する各項目の構成比が算出されました。

その他、同じような操作で、行方向や列方向の構成比を算出することもできます。

※行方向の構成比を算出


※列方向の構成比を算出



構成比を計算する(Excel 2007以降の場合)

Excel 2007以降の場合は、「値フィールドの設定」ダイアログボックスを表示して「集計方法」タブで「合計」を選択し、「計算の種類」タブの「計算の種類」で「総計に対する比率」を選択して「OK」ボタンをクリックしてください。
「集計方法」タブで「合計」を選択

「集計方法」タブで「合計」を選択

「計算の種類」タブで「総計に対する比率」を選択

「計算の種類」タブで「総計に対する比率」を選択



行方向(列ごと)や列方向(行ごと)の構成比は、「計算の種類」タブの「計算の種類」で切り替えてください。
行方向(列ごと)の構成比を算出

行方向(列ごと)の構成比を算出

列方向(行ごと)の構成比を算出

列方向(行ごと)の構成比を算出


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