エクセル(Excel)の使い方/データベース・データ集計

エクセルの「フォーム機能」を使ってみよう

エクセルの「フォーム機能」を使ってみましょう。項目や行数が増えて肥大化したリスト……。そんなリストのデータを「カード形式」で表示する「フォーム」機能を紹介します。フォームを利用し新規データを入力したり、修正したり、削除したり、検索することができます。閉じる方法や注意点もまとめました。

緑川 吉行

執筆者:緑川 吉行

エクセル(Excel)の使い方ガイド

使用していたリストの項目や行数が増えてきて、データ入力や管理が面倒になった、といった経験はありませんか?そんなときに有効なのが「フォーム」機能です。
 

エクセルのフォーム機能とは

フォーム機能は、リスト形式の1行分のデータをカード形式で表示する機能です。1行分のデータがひとつの画面にまとめて表示されるので、データの内容や項目間の関係などが把握しやすくなります。
カード形式で表示される

カード形式で表示される

 

フォームを表示してみよう

フォームを表示するには、Excel2007以前ではリスト内のセルを選択してから、「データ」メニュー→「フォーム」をクリックします。
 

Excel2010以降ではフォーム機能を利用するためには設定が必要です。まず、ファイルタブをクリックし、「オプション」をクリック。
「オプション」を選択

「オプション」を選択

「クイックアクセスツールバー」をクリック。コマンドの選択を「すべてのコマンド」にします。「フォーム」を選択して「追加」をクリックし、「OK」するとツールバーにフォーム機能が追加され、使えるようになります。
「リボンのユーザー設定]」からフォーム機能を追加する

「リボンのユーザー設定]」からフォーム機能を追加する

 

フォームの基本操作

フォームが表示されると、リストの1行目のデータが表示されています。次の行のデータを表示するには「次を検索」ボタン、前の行のデータを表示するには「前を検索」ボタンをクリックしてください。フォームを閉じるには、一番下の「閉じる」ボタンをクリックします。
 


フォーム内の項目間の移動は、ショートカットキーを利用すると便利です。次の項目への移動するショートカットキーは「Tab」キー、1つ前の項目への移動するショートカットキーは「Shift」+「Tab」キーです。
 


>続いて、フォームを使ってリストのデータを操作してみましょう!
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