エクセル(Excel)の使い方/印刷・図形・共有機能など

エクセルで見積書の作成(計算式の追加)

御見積書をサンプルとして、エクセルで実践的な数式を作成する方法をわかりやすく解説します。ただ計算式を入力するだけでなく、見栄えも考慮した必須テクニックもあわせてご紹介!

緑川 吉行

執筆者:緑川 吉行

エクセル(Excel)の使い方ガイド

エクセルで作る御見積書の作成例」で作成した御見積書に、Excelが最も得意とする計算機能を追加してみましょう。

必要な計算式を確認しよう

まずは、どのような計算が必要か、確認します。

(1)「金額」
各見積明細の金額を求めます。各行ごとに、「数量」と「税抜単価」を掛けて金額を算出します。



(2)「小計」
(1)で求めた「金額」の合計です。SUM関数を使って算出します。

(3)「消費税等」
消費税等(8%)にあたる金額を、(2)で求めた「小計」に「0.08」を掛けて算出します。小数点以下の数値は、消費税の場合、切り捨てることが多いので、ここでは、ROUNDDOWN関数を使用して小数点以下の値を切り捨てます。

(4)「合計」
「小計」と「消費税等」を足した「税込の合計」です。



(5)「合計金額」
(4)で算出した「合計」が、より大きく、読みやすくなるように、この欄に合計金額をドンと表示します。



計算式や関数を入力するのが初めて、という方は、「Excelで計算してみよう!」をと「Excelの関数って何?」ご覧下さい。


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