エクセル(Excel)の使い方/印刷・図形・共有機能など

エクセルで見積書の作成(計算式の追加)(2ページ目)

御見積書をサンプルとして、エクセルで実践的な数式を作成する方法をわかりやすく解説します。ただ計算式を入力するだけでなく、見栄えも考慮した必須テクニックもあわせてご紹介!

緑川 吉行

執筆者:緑川 吉行

エクセル(Excel)の使い方ガイド

計算式を入力しよう

まずは、各行の金額を求める計算式から入力します。

セルG15を選択して、「=」を入力します。計算は「数量×税抜単価」なので、セルD15をクリックし、「*」を入力してセルF15をクリックします。入力した内容を確認して、問題がなければEnterキーを押して確定します。
※まだ、数量や税抜単価を入力していないので、セルG15には「0」が表示されます。



さて。この数式、あと19行分、入力が必要です。上記の手順を19回繰り返すのは面倒ですね。そこで、ここではオートフィル機能を使って、残りのセルに数式を手早く入力してしまいます。このとき、罫線までコピーされないように、ドラッグした後に表示されるスマートタグで「書式なしコピー(フィル)」を選択します。



続いて、小計の欄に見積明細の合計を求めます。セルG35に「=SUM(」と入力して合計する範囲を選択して・・・といった操作でも良いのですが、ここでは、もっと簡単な方法で合計を求めてみましょう。セルG35を選択して「オート SUM」ボタンをクリックして下さい。何と!SUM関数と合計したいセル範囲が自動で入力されました!セル範囲に問題がなければ、Enterキーを押して確定します。



小計に続き、消費税等の金額を求めます。ここでは、ROUNDDOWN関数を使います。指定する引数は2つです。



1つ目の「数値」には「G35*0.08」、つまり、小計に0.08を掛けた計算式を指定します。この計算式の計算結果が端数を切り捨てる処理の対象となります。
2つ目は「切り捨てる桁位置」です。ここでは、小数点以下を切り捨てて整数値にしたいので「0」を指定します。
ROUNDDOWN関数は消費税等の金額を表示したいセルG38に入力します。
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