並べ替えに応用してみよう
複数のSUBSTITUTE関数を組み合わせるテクニックは、思わぬ場面で活躍します。「得意先リストを会社名で並べ替えたい。ところが、会社名に「株式会社」や「有限会社」と入力されているために思ったように並べ替えられない」といった経験はないでしょうか?
そこでSUBSTITUTE関数の登場。並べ替え用の列を用意して、SUBSTITUTE関数で「株式会社」や「有限会社」の文字を省いてしまいます。
SUBSTITUTE関数で処理した文字列を使って並べ替えを実行し、期待通りの順番に並べ替えることができました。
なお、「(株)」「(有)」などの文字も入力されている場合は、さらに入れ子の階層を増やして対応します。カッコの全角・半角の違いやWindows固有の文字などが使われている場合は、そのパターンも考慮して入れ子の階層を追加する必要があります。