電話口で「年間80万円の仕事は保証します!」とセールスマンは豪語しましたが、「それなら一年間働いて21万円しか実利がない! それじゃご飯が食べられないです」と断りました。何の仕事かも提示せずに「80万円」とだけ金額をぶら下げられても信用できません。
80万円の仕事なんて、セールスマンが絵に描いた餅。もし80万円の仕事がない場合、この会社にクレームをつけても「あのセールスマンが勝手に言ったこと。彼はもう辞めたので当社には分からない」と逃げられちゃうかもしれません。
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この電話は非常に印象的でした。というのも、最初に掛けてくるのは、とても電話に不慣れな若い女性なのです。まず「ゆみ子さんは、在宅でできるお仕事に興味がありますか?」と尋ね、こちらがYESといえば「少々お待ちください」とオルゴールを流します。数分(結構長かった!)待たせた後、電話に出てくるのはチャキチャキで早口の女性です。あまり細かい説明はせず、とにかく自分のところにある仕事が欲しいか、欲しくないのかと迫ってきます。少しでも突っ込んだ質問をしようものなら、「当社のシステムにご興味がないなら失礼します」で、ガチャン。
月々1万ちょっとで仕事がもらえるなら・・・と、クラッとする人を探しているみたいですね。先の例よりも金額が小さいですが、とにかく“人を集めている”という感じで、チリも積もれば何とやら、で商売しているようでした。
もっと巧みなセールストークもあります。それは・・・