【イタイところを突いてくるセールストーク】
当社では納期を2ヶ月間取ってあります。お子さんが病気になられたり、お年寄りの介護をしながらでも在宅でお仕事ができるような仕組みになっているのです。

ああ、なんて甘い言葉でしょう。在宅就労を考える人の多くが持つ弱みを的確に把握しての誘い文句です。

SOHOワーカーの悩みに“納期が厳しい”という話題がよくのぼります。その厳しさが心配で仕事に踏み出せない人に甘く囁いてくるのですが、納期2カ月ということは、2カ月に1回しか仕事がないということ。ある程度のボリュームが発注されるなら良いのですが、最初はトライアル的にわずかな仕事しかもらえず、早めに納品しても何だかんだと言われてOKがもらえない。これではとても収入の道は開けません。

このケースは『実録!SOHO志願者を狙う電話勧誘』で紹介したベンダー資格を取った後からのお話です。私自身は実際に通信教育を受けてはいませんが、ネット上には被害を受けた方々の声があがっています。

なかなか仕事がもらえなくても、最初に判を押したローンの支払いが迫ってきます。「資格が取れて、納期に追われない仕事がもらえる」はずが、「資格が取れても仕事量が十分でなく、ローンに追われる」事態になってしまって、はじめて“おかしい!”と気づくという顛末のようです。

掛かってくる電話で、本当にSOHOスタイルで快適に働ける仕事は“まずない”と思います。キッパリ「必要ありません」と断ることがベストでしょう。

なお、中京テレビ『プラス1』で「仕事をするつもりが・・・~在宅ワークの落とし穴~」が放映され、詳細がネット上で公開されています。具体例もあり大変役に立つ情報ですので、合わせて紹介しておきます。

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