【コツ1】自らを成長させることを企図する。
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| 将来に繋げることを意識して、お金以外の「得るもの」を明確に意識しよう。 |
その時に注意して欲しいのは、「育成システムがしっかりしている」アルバイト先を選ぶことだ。前述したマクドナルドやスターバックス、オリエンタルランドなど、ある程度の店舗数を全国展開するサービス業や、ブランドを大切にしているサービス業であれば、サービスの質を維持するために、しっかりとした育成システムを持っているところが多い。逆に単なる近隣の居酒屋であれば、当たりはずれが大きすぎる。ロールモデルとなる社会人がいて、しっかりと社会で働く上で大切な力を育ててくれるアルバイト先を、しっかりと検討して欲しい。
【コツ2】新しい知識や知見を得ることを企図する。
もし、君が何となく将来のイメージを持っているのなら、その将来を模索する上で欲しい知識や知見を得られるアルバイト先を選ぶべきであろう。私の友人、某広告代理店のK氏は、高校生時代からテレビ局で働くことを意識していて、そのために実際に大学時代にテレビ局でアルバイトをしている。結果、やりたいことはテレビ局ではないことに気づき、広告代理店を選んだのだが、その人生を決定付けた気づきはテレビ局でアルバイトしなければ得られなかった。アルバイト選びを、単なる時給や立地で選ぶのではなく、好奇心を目一杯膨らまして、欲しい知識や知見が得られるアルバイト先に潜り込むことができないのかどうか、徹底的に調べてみることが大切なのだ。【コツ3】新しい人脈を得る。
アルバイト先で得られるものは、基礎力や現場の知識だけではない。新しい人脈を得ることを意識することも肝要だ。教員やクラスメイト、サークルの友人以外の、第三の視点を得られる人と出会い、自らのネットワークを拡げることも企図して欲しい。特に他大学の学生と出会う場所として機能させると良いだろう。もしかしたら同じ志を持つ将来の親友になるかもしれないのだ。よって、いつもの友人知人とは発想が全く違う人が集まる場所かどうかを意識して、アルバイト先を選ぶことも自らの可能性を拡げるだろう。【コツ4】学業に影響を与えない。
実はこれが一番大事だと思う。特に深夜まで営業している居酒屋やコンビニなどでアルバイトをしている学生が、午前中の授業に遅刻し単位を落としてしまうケースが多いと考える。自分なりには「アルバイトで疲れているから仕方ない」と自己弁護すると思うが、果たしてアルバイト先は君の学業への影響を考えて君を雇っているだろうか。あくまでもアルバイトは「非正規労働」であり、君が辞めても業務に支障が出ない範囲の仕事しか任していないのだ。もし、アルバイトが授業や試験に悪影響をもし及ぼしてしまっているのなら、それは全く割が合わない行為だ。最悪留年してしまったら、目も当てられない。例えばマクドナルドは2時間単位で毎週申請できる。授業の合間とか、早朝などを上手に選んで、授業や試験に影響が出ないようにコントロールできるアルバイトを、自らの意思で選ぶべきであろう。-------------
一言で言えば、「お金儲けのためだけに、アルバイトをするな」だ。
経済的な事由がある時はともかく、単なる小遣い稼ぎであるならば、小遣いは親に借りて学修に注力する方がよっぽど効率的であり、その方が君はきっと成長できるだろう。
目先のことに惑わされて、大切な学生時代の時間を、安いアルバイト料に換金することだけは、するべきないと、私は考える。
