「声」で魅力を伝えるヒント:声の速さ・間
話し上手な人は、間の取り方がうまい。逆に下手な人は、聴き手を配慮していないと思われて損だ。 |
- 声の速さ
君は面接の時、「声の速さ」を意識しているだろうか。これは結構ハイレベルかもしれない。概して、早口の人はいつも早口で、ゆっくりしゃべる人はだいたいいつもゆっくりだと思う。でもそれでは相手にとって単調に聴こえてしまう可能性が高く危険だ。
では、「効果的な速さ」とは何だろうか。それは「その場の状況の速度に合わせること」がキモなのだ。つまり、自己PRは、相手が聞きやすい速度で話すことが大切なのだ。会話がすすむプロセスにおいて、相手が聴きやすい速度にアジャストすることを意識してみよう。 - 声の間
君は面接の時、「声の間」を意識しているだろうか。以下の例文で、間を変えるとどうなるか考えてみよう。- 「(ずっと棒読み)私は1年生から居酒屋のアルバイトでホールを担当し、2年目にはホールのアルバイトのリーダー、そして現在は居酒屋の仕入業務の補助まで担当しています」
- 「私は(少し間)1年生から居酒屋のアルバイトでホールを担当し、(少し間)2年目にはホールのアルバイトのリーダー、(少し間を空けてゆっくりと)そして、(少し間)現在は居酒屋の仕入業務の補助まで担当しています」
- 「(ずっと棒読み)私は1年生から居酒屋のアルバイトでホールを担当し、2年目にはホールのアルバイトのリーダー、そして現在は居酒屋の仕入業務の補助まで担当しています」
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