大学生の就職活動/就職活動の選考対策

就活面接官の質問 へっちゃら対処法(2ページ目)

面接を「何を聞かれるかわからない、怖い!」と思っている皆さんへ。質問の目的は「求める力」「熱意」「場を和ます」のうちのどれかだ。よってその準備さえすれば、どんな質問が来てもへっちゃらなのだ。

執筆者:見舘 好隆

【重箱の隅つつき攻撃】書くなら答える準備をせよ!

面接対策
書いてあることを聴いてくることは必然である。待ってましたと答えよう。
エントリーシート(履歴書)はただ埋めればいいってものじゃない。当然面接官はそれを見て質問をしてくるのである。よってそこに書かれている全ての項目について、すらすらと答えることができなければならない。

さらに、答えは面接官が期待する答えでなくてはならない。なぜなら、面接官の質問にはすべて「目的」があるからだ。大きく分けると質問の目的は3つ。
  1. 求める力を持っているのかを測る質問
  2. 熱意を持っているのかを測る質問
  3. 最低限のコミュニケーション力を持っているのかを測る質問
である。よって、本線は1を常に念頭に置き、1を表現できなければ2を、そして基本的に自ら3を意識して答えることが、面接の必勝法である。ここで勘違いしないで欲しいのは、答えを作る=文章を作ることではない。「ここを聴いてきたら、この話をしよう」程度でよい。

さて、今回の「重箱の隅つつき攻撃」はどうだろう。これは単に「エントリーシートや履歴書に書いてあることを聴いている」に過ぎない。よって、全て「求める力」に繋げるように準備すればいいのだ。
  • 「一番好きな映画を(映画名)と書いた理由は?」
    映画のストーリーを使って、自己PRをする。
     
  • 「(ゼミ名)ってどんなことを学ぶの?それをどう仕事に活かすの?」
    ゼミ活動を通して、自己PRする。
     
  • 「(資格名)を持ってるんだ。なぜ取ったの?」
    資格取得の動機やプロセスを使って、自己PRする。
     
  • 「(サークル名)で、どんな大会に出場して、どこまで行ったの?」
    サークルで壁にぶち当たり、そして乗り越えたエピソードを使って、自己PRする。
     
  • 「(バイト先)でアルバイトしてたんだ。何か仕事で面白かった経験は?」
    アルバイトで壁にぶち当たり、そして乗り越えたエピソードを使って、自己PRする。
非常に簡単なのである。とにかく、エントリーシートや履歴書に書くことは全て「聴かれることを前提に書く」ことが、基本中の基本なのだ。

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さて、次の質問はどうだろう。

【質問パターン2】トレンド攻撃

「朝観たニュースで、印象に残った記事は?」
「最近読んだ本は?」
「最近の社会問題について、重要だと考えていることは?」


さあ、君はどう答えるかな?

※次のページで、トレンド攻撃対策を学ぶ!
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