大学生の就職活動/就職活動の準備

就活のピントをずらさない3つの視点

力があるのに内定が取れない理由は、ピントがずれているから。ピントを合わせるために、虫の目(現場を知る)・鳥の目(俯瞰する)・魚の目(理想と現実とのギャップを埋める)を駆使せよ。

執筆者:見舘 好隆

力はあるのに、内定が取れない理由。

ピントを合わせる
実力があっても、ピントがずれていたら、企業に君の魅力は届かない。ピントを合わせることを意識しよう。
先日、無事内定が取れたことを伝え4年生の女子大生がやって来た。彼女と初めて出会ったのは今年の夏頃。第一印象から、普通に就職活動すれば、どこでも通るなと正直思ったのだが、一つも内定が取れていなかった。

力はあるのに、内定が取れない。

そこで私は、まず絡まった糸をほぐす様に、
  • 何がやりたいのか?仕事を通して何を伝えたいのか?
  • それが叶う会社はどんなところか?君の価値観と同じ会社はどこだ?
  • その想いをどうやって伝えるのか?どうすれば伝わるのか?
を確認して、さらに彼女に秋からの就職活動の戦略を立てさせた。

その後、今までの就職活動のずれが修正され、やっとピントが合ったらしい。具体的に言えば、自分の強みや弱みがはっきりわかり、自らが望む会社が明確になり、そしてそれを踏まえた面接における自己PRの勘所がわかり、うまく進めるようになったそうだ。そしてついに12月、念願の企業の一つの内定を手中にした。

力があるのに、何かがずれていて、内定が取れない。

同じように、悩んでいる人はいないだろうか。

今回はみなさんの就職活動のピントがずれないための、大切な3つの視点を述べてみたい。この3つを併用することで、輪郭がぼやけていない、クリアな就職活動ができるはずだ。是非じっくり読んでほしいと思う。


3つの視点。それは、虫の目鳥の目魚の目だ。


※次のページで、虫の目の視点を持つことを考える!
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