初めて書く3年生も、たくさん書いてきた4年生も、読んで欲しいエントリーシートの基本中の基本!
※このページの上に、「印刷用ページへ」というボタンがあるよ。この記事を手元に置いて、エントリーシートを作成しよう |
今までもエントリーシートの記事はたくさん書いてきた。今回はそのノウハウを1ページにまとめてみる。このページを是非プリントアウトして、手元に置いてエントリーシートに挑んで欲しい。
1.【ピッチャーの理論】企業が「求める力」を書く。
案外、この基本を理解していない学生が多い。もちろん、企業に合わせて自分を変える必要は無い。しかし、企業が「求める力」を無視して書く行為は、野球に例えれば、キャッチャーがサインを送っているのに、そこに投げないピッチャーみたいなものだ。そんな「相手の気持ちが読めない」学生の書いたエントリーシートが、通るわけないことをまず理解しよう。2.【恋人弁当の理論】書くネタをレイアウトする。
例えば記入欄が「志望動機」「自己PR」「入社後やってみたいこと(インターンシップでやってみたいこと)」と3つあるとしよう。そしてその企業が「求める力」が「チームワーク」「創造力」の二つだとしよう。さて、どの欄にどの力をPRするべきか。例えば、君が「サークルネタ」「バイトネタ」の2本柱で書くとするなら、- A.志望動機…サークルネタ(チームワークをPR)
- B.自己PR…バイトネタ(チームワークをPR)
- C.入社後やってみたいこと…サークルネタ(創造力をPR)
3.【店頭POPの理論】見出しを書く。
エントリーシートは当然書類選考される。人気企業なら大量に来るため、エントリーシートを読む一枚当たり時間はそんなに無い。よって人事が読みやすく書くことが基本となる。ヨドバシカメラやビックカメラの店頭を思い出してほしい。例えば君がノートパソコンを買いに来たとしよう。もちろん値段にもこだわるけど、やはり「求める機能」の有無を確認するのではないだろうか。ハードディスクの容量、DVDドライブの有無、テレビチューナーの有無、OSの種類、Officeのプレインストールの有無、軽さなど。店頭にはそれが一目で分かるPOPが必ず貼ってあるはずだ。
エントリーシートも同じ。「チームワーク」を求める企業に、「チームワークには自信があります!」など、「求める力」を持っていることが一目で分かる見出しを作ることが、基本中の基本なのだ。
4.【産地表示の理論】ネタには具体性を。
最近、中国産の食品などが問題になっている。値段よりも、安全性が優先されるからだ。エントリーシートに書く「求める力」も当然説得力が無ければ疑われる。その説得力を示すのが、具体性なのだ。- ファーストフード店で身につけたチームワークは自信があります。
- マクドナルドで2年間アルバイトし、スウィングマネージャーとして調布ワンダーシティ店の店長補佐として、新人育成やシフト管理を担当しています。よって、チームワークには自信があります。
- 「求める力」を持っていることを示す見出し
- 「求める力」を本当に持っていることを示す具体的説明
- 「熱意」を示す言葉(この力を貴社にて生かしたい、など)
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以上、簡単にまとめてみた。エントリーシートは全て、
- 「求める力」を踏まえて、
- 全ての欄に「求める力」があることを、
- 「見出し」をつけて、
- 具体性を込めて書く。
是非、トライして欲しい。