秘訣1:見出しはあるのか?
チラシやパンフレット、雑誌を読むとき、まず見出しを見て自分が読みたい内容かチェックするだろう。人事がエントリーシートを読むときも同じ事をするのだ。 |
例えば、紙に文字がビッシリ書きこまれたチラシをもらっても、きっと誰も一行も読まないだろう。チラシやパンフレットには必ず見出しがある。「玉ねぎ100円!」など値段を訴求したり、「駅から3分!」など立地を訴求したり、「動き・緻密さ・色が違う。」(Panasonic・VIERAのコピー)のように品質を訴求したり、とにかく最も伝えたいPRポイントが一言で書かれているはずだ。
エントリーシートも同じである。アンダーラインでも太字でもいい。まずは君の魅力を「一言で」書かれているかが重要なのである。ちなみにこのルールは、社会人における書類作成の大原則でもある。もちろん、見出しと内容がずれていたら話にならないので、その点はしっかり押さえてね。
秘訣2:その企業が求める力を書いているのか?
今までも何度も伝えてきたが、自分の魅力をただ伝えてもダメだ。あくまでもその「企業が求める力」を書かなくてはならない。採用もビジネスだ。ビジネスに必要な人材を獲得する投資だ。決してボランティアではない。よって、相手が求める力を伝える努力を最大限しよう。もちろん嘘をついてはいけない。企業が求める力は基本的な力ばかりだから、ほとんどの学生は作り方次第で何とかなると思う。作り方のコツは記事「複数の自己PRを作るコツ!」を読んでね。もしその力をどうやっても表現できないなら、志望企業を変える事も考えよう。※次のページで、パンフレットやチラシと同じ視点で書くことを、さらに学ぼう!