君の自己PRを以下の手順で書き直してみよう!
君の自己PRは、ちゃんと「企業が求める力」を伝えているかな? |
さて、今回は、その「イベント」を文章化するノウハウを伝授したい。簡単なので是非参考にして欲しい。今日からすぐに使えるよ。
ポイントは「コンテキスト(伝えたいコトとその前後関係)」である。
1.「一言タイトル」を作る
ここで間違ってはいけないことは、「波乱万丈なラガーマン人生」「アメリカで出会った異文化」など「小説的な」「抽象的な」タイトルを決して書いてはいけないことだ。あくまでも、「~する力」「~できる力」など、「企業が求める力」に繋がらなくてはいけない。また、一言でまとめておくことで、面接での「君の魅力を一言で言うと?」「君は例えばこんな時どうするかな?」など、突発的な会話にも対処できる。そもそも、まず最初に結論を述べることは、社会人がビジネスにおいて行う会話の基本である。よく「大学時代ラグビー部で、こんな経験をしました…」から始めてしまう人もいるが、それでは最後まで話を聞かなくては結論がわからなくて、聞いているほうは困ってしまう。
面接はいつもたっぷり時間があるわけではない。まず結論を一言で語るようにしよう。
2.シンプルな状況説明
これもくどくど書いてしまう人が多い。例えば、「大学1年生の夏休みに2ヶ月間アメリカのロサンゼルスで語学留学をした時」
これでは長すぎる。PRする「企業が求める力」を伝える上で必要な最小限の状況説明だけでよい。例えば、
「ロサンゼルスに留学した時」
でもいいし、留学先が重要でなければ、
「米国留学した時」
でもよい。とにかく状況説明に文字数を使ってはいけない。これは面接における自己PRでも同じことである。
※次のページで、自らを成長させたイベントを語ろう!