人の話がうまく聞けない学生に対する処方箋
自己PRの内容が良くても、内定が取れない原因は? |
- 自分をうまく話せない
- 人の話を素直に聞けない
後者も同様、とても素材も良く可能性に満ち溢れているのに、自分に自信がありすぎたり、自分を客観的に見ることができなかったり、自分の何かにこだわりすぎているために、受験する会社が求める人材要件にいつもずれてしまって失敗するパターンだ。いいシナリオの映画なのに、監督のこだわりが強すぎて冗長なシーンがあったり、演技が下手なアイドル役者を使ってしまったりする感じかな。このケースは、人の話を素直に聞けないために、「面接官の信頼を失っている」可能性が高い。もちろん、私に相談をしに来たのだから、「人に相談して自らを改善する意思」は持っている。でも、他者からのアドバイスをうまく咀嚼できなくて、葛藤しているようだ。
というわけで、今回は「人の話がうまく聞けない」学生に焦点をおいて話をする。私はキャリアカウンセラー。「人の話を素直に聞く」専門家である。人の話をうまく引き出す努力は欠かさずやっている。その引き出す上で最も大切なスキルがこれから紹介する「傾聴スキル」だ。そのノウハウを手掛かりに、自らの弱点をリカバリーするヒントを、学んで欲しい。
<目次>
※次のページで、人の話を聴ける力が、自らの可能性を拡げる!