大学生の就職活動/就職活動の準備

やりたいことへ辿り着く戦略の立て方(2ページ目)

進むべき道に迷った時。まずは相談する。次に働きながらできないのか考えてみる。そして想いの「源泉」に遡って他の仕事の選択肢を考えてみる。視野を拡げよう。その上で決意し真っ直ぐ進もう。最後まで諦めずに。

執筆者:見舘 好隆

働きながら取得する方法が無いかを考える

なにはともあれ、まずは「フィージビリティ・スタディ(実行可能性調査・裏打ち)」をしよう。大学の教務課に、教員免許を今から取るにはどういった方法があるか、聞いてみよう。それが大学院に進学しても取得可能(例:東京電機大学大学院)なのか、はたまた卒業して就職し、働きながら通信制大学で不足している単位を取るなど、何か方法はあるかもしれない。

とにかく私は、「とりあえずフリーター」はあまりオススメしない。記事「東大卒にはフリーターが多い!?」にも書いたけど、新卒での就職の権利を捨ててフリーターを選ぶのはあまりにも効率が悪い(意志あるフリーターは除く)。ますます袋小路に陥ってしまう。

ここは開き直って、企業で働くキャリアを身につけながら、教員免許を取るのはどうだろうか。その方が今の状態をポジティブに転化できる。「ストレートで教師になるより、企業で働いた経験を持つ教員の方が、子供たちにいい指導ができる!」みたいな思いで頑張ってはどうだろう。

折角見つけた「教師になりたい思い」を叶えるための、ロジカルでポジティブな手段を探すリサーチをしよう。

次のページで教員免許を取りたいと思った「源泉」を自問自答してみよう!

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