大学生の就職活動/就職活動の準備

就活準備 意見が言える学生になる(2ページ目)

意見が言えない学生を雇う意味は無い。でも意見が言えればいいというわけではない。その意見には様々な準備や配慮、調整、実現性が無ければダメだ。そのためにも普段からコメントが言えるようにしておこう!

執筆者:見舘 好隆

極端な賛成・反対意見も危険だよ!

あと「イラク戦争は反対だ!」など、極端な賛成・反対意見も避けたほうがいい。

なぜなら、
    • ちゃんと自分とは逆の意見を聞いた上での総合的な判断かどうかわからない。
    • 発言はあくまでも責任が取れる範囲でするのが妥当。「反対です」と言っても、「じゃあ何か行動してますか?」と言われたら答えに窮してしまう。
    • 面接官がどちらの意見を持っていて、それと合わないリスクを犯す必要はない。例えば「球団合併問題」なら巨人ファンと近鉄ファンで意見は違う。別に面接官は「巨人ファン」としての意見を聞いているのではない。
そもそも、簡単に「賛成だ!」「反対だ!」と言えるようなことが、ここまで注目される事件になったりしない。きっと賛成・反対意見が噴出しているはずだ。それをすべて吸い上げた上でのコメントで無いと、これまた「この学生は偏ってる!」と人事に烙印を押されるだろう。


というわけで、面接で時事ニュースに関してコメントを求められたら、
「あなたが自律的かどうか?」を確かめていると思ったほうがいい。
あなたの奇抜な意見や評論を聞きたいのではない。

例えば、営業先でクライアントを怒らせたりしないセンスを持っているかのチェックだと思って間違いないよ。


「自律した学生になる方法・その2:周囲に積極的に働きかけることができる」に続く!

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