「論理」という橋を架ける(論点+論拠+意見)
再度「機能文」の定義を確認しよう。「文章を書く上で、基本となるのが次の要素だ。
- 論点 何ついて書くか。自分が取り上げた問題。
- 論拠 意見の理由
- 意見 自分が一番いいたいこと。1に対する結論。
(中略)3要素のうち、「論点」は、文章で省略されることは多い。無くても意味は通じるからだ。(中略)「意見と論拠」または、「論拠と意見」。これが機能文の最もシンプルな構成だ。文章を書くことを難しく感じたときは、この原則、「意見と論拠」を思い出してほしい。すなわち、機能文とは、
自分が言いたいことをはっきりさせ、
その根拠を示して、
読み手の納得・共感を得る文章
と覚えよう」
(出典:『伝わる・揺さぶる!文章を書く』山田ズーニー)
すると、自己PRはこう定義できる。
私は御社で活躍できることを(意見)、
その根拠を示して(論拠)、
人事の納得・共感を得る文章
※論点は言うまでも無く「内定をください」。
※意見の部分は、あなたが伝えたい「スキル・可能性・人柄・熱意」です。
凄くシンプルなのです!
さて、あなたが書いた自己PR、「意見→論拠」の構成になっていますか?
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