大学生の就職活動/就職活動の選考対策

自己PR&志望動機講座(2ページ目)

自己PRは企業にあてた「是非私に内定を下さい!」というコミュニケーションを目的とした文章だ。コミュニケーションは人と人との間に橋を架ける作業。それには「論理・共感・信頼」が必要だ。

執筆者:見舘 好隆

「論理」という橋を架ける(論点+論拠+意見)

再度「機能文」の定義を確認しよう。

「文章を書く上で、基本となるのが次の要素だ。
    • 論点 何ついて書くか。自分が取り上げた問題。
    • 論拠 意見の理由
    • 意見 自分が一番いいたいこと。1に対する結論。

(中略)3要素のうち、「論点」は、文章で省略されることは多い。無くても意味は通じるからだ。(中略)「意見と論拠」または、「論拠と意見」。これが機能文の最もシンプルな構成だ。文章を書くことを難しく感じたときは、この原則、「意見と論拠」を思い出してほしい。すなわち、機能文とは、

自分が言いたいことをはっきりさせ、
その根拠を示して、
読み手の納得・共感を得る文章


と覚えよう」

(出典:『伝わる・揺さぶる!文章を書く』山田ズーニー)


すると、自己PRはこう定義できる。

私は御社で活躍できることを(意見)、
その根拠を示して(論拠)、
人事の納得・共感を得る文章


※論点は言うまでも無く「内定をください」。
※意見の部分は、あなたが伝えたい「スキル・可能性・人柄・熱意」です。


凄くシンプルなのです!


さて、あなたが書いた自己PR、「意見→論拠」の構成になっていますか?


※次のページは、「論理」という橋を架ける(論点の一致)

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 6
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます