ようするに、人事は「自律した学生」が欲しいんだよ!
「当社が求める人材は主に以下の通りです。○新しいものを創り出す力 Invent! ○自律性と主体性 ○目標に向かってやり遂げる力 ○論理的思考とコミュニケーション能力 ○スピード感と変化への対応力」(日本ヒューレット・パッカード株式会社)
「実際の職務経験はなくても、会社に入ってどのような仕事にチャレンジし、どのようなキャリアを形成していくか、自分で決めていくことができる自律した人が求められます。」(株式会社パロマ)
「自律ということを重視しています。当社に必要なのは“解答を作れること”ではなくて“問題をつくれること”。待っているだけの人はいりません。チャンスを自分で切り拓いていける人が結局は勝てるのです。」(株式会社ベルシステム24)
「選考過程で下記事項を中心に選抜いたします。○最低限の一般常識知識、マナーを持ち合わせているか。○自分の夢を追い求めつづけられる人材か。○コミュニケーション能力は十分か。○自律型の人材であるか(その可能性を秘めているか)」(森永乳業株式会社)
「○自らの意思で、自ら考え、自ら行動できる自律心のある人。○この分野では誰にも負けないぞと「自信」のある人」(オムロン株式会社)
「“積極的で失敗を恐れず、自らの意思と創造力を武器に果敢に行動する人”そんな人と仕事をしていきたいと私たちは思っています。具体的には、(1)どんなことにも果敢に挑戦し、積極的に行動できる自律した人 (2)チームでものを創りあげるということに楽しみを感じられ、仲間とその瞬間を喜び合いたい方」(株式会社明電舎)
(写真提供:FotoStyles)
すべて、「リクナビ2005」に掲載された「選考基準」です。「自律」という言葉が頻出しているのがわかります。
さて、企業が欲しがっている「自律した学生」とは一体どんな学生なんでしょうか?
そして「自律した学生」になるにはどうしたらいいんでしょうか?
「それがわかれば内定取り放題だよ!」
そうだよ。だからこそ、一緒に考えてみよう!
※次のページでまず、「自律とはどのような状態か?」を理解しよう。